2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

集英社発のひとりごと(編集部・Y)

ロンドン ブックフェアで鍛えた(?)楽観力 ここは毎年4月に開催されるロンドンブックフェアのライツセンター。各国の版権権利者(出版社やエージェント)と会い、何か面白い作品はないか、各社のライツリストを見ながら打ち合せをするところ。私Yは数ヶ月…

集英社 7月の新刊

『説教師』/PREDIKANTEN カミラ・レックバリ(Camilla Laackberg)/原 邦史朗・訳 集英社文庫/定価950円(税込)/2010年7月16日発売/ISBN978-4-08-760607-2 シリーズ500万部突破! 衝撃の北欧ミステリ『氷姫』に続く第2弾 郊外の洞窟で女性の全裸死体が見…

アガサ・クリスティー攻略作戦 第二十五回(執筆者・霜月蒼)

ヴィレッジブックス6・7月の新刊

『ホット・ターゲット 上』/HOT TARGET スーザン・ブロックマン(Suzanne Brockmann)/島村浩子・訳 定価861円(税込)/2010年6月19日/ISBN:9784863322509 ハリウッドの女性映画プロデューサー、ジェイン。彼女が第二次大戦を題材にした映画を製作しは…

棚橋志行のイチ押し本

訳書から「イチ押し」を自薦せよとの依頼ですが、基本的に、自分の訳した作品にはどれにも愛着があります。個人的な好みや作品の出来栄えやジャンルを超えて、本になり書店に並んだときには娘を嫁に出したような心地とでも言いますか。しかし、「訳者あとが…

私設応援団・これを読め!『金の羽根の指輪』(執筆者・上條ひろみ)

いよいよ夏本番ですね。バカンスでリゾートに行く方も多いことでしょう。リゾートといえば南の島。南の島といえばハワイ! と思うのはひと昔まえの話なのかもしれませんが、今回ご紹介するジャニータ・シェリダンのジャニス&リリー・シリーズ第三弾『金の羽…

第八回はスティーヴン・ウォマックの巻(執筆者・東野さやか/三角和代)

ハリー・デントンという私立探偵を覚えておいでだろうか。ほら、テネシー州の州都にして、カントリー・ミュージックのメッカであるナッシュヴィルを舞台に活躍するあの人ですよ。ナッシュヴィル在住の探偵? そんなの知らないなあ、って? チッ、チッ、チッ…

7月22日の翻訳ニュース

twitterユーザーが選ぶ〈東京創元社 夏の100冊〉2010年版決定! http://www.webmysteries.jp/lounge/tsnatsu100-1007-1.html 紀伊國屋書店新宿本店にて、実際に100点を集めたフェアを実施中 筑摩書房 文庫復刊リクエスト https://reg31.smp.ne.jp/regist/is?…

アガサ・クリスティー攻略作戦 第二十四回(執筆者・霜月蒼)

『マギンティ夫人は死んだ』(クリスティー文庫)を読みたまえ、と杉江松恋がわたしに言ったのは、1989年の冬のことである。わたしは大学一年、杉江松恋は三年生だった。わたしがサークルの同人誌に私立探偵小説を発表した翌月だったと記憶している。 わ…

最新海外ミステリーニュース20100720(執筆者・木村二郎)

2010 Barry Award Nominees Deadly Pleasures Mystery Magazine has announced the nominees for the 2010 Barry Awards as follows: BARRY AWARD NOMINATIONS 2010 BEST NOVEL John Connolly, THE GATES, Atria David Ellis, THE HIDDEN MAN, Putnam Joe Go…

会心の訳文・第二十回(執筆者・森沢くみ子)

清水の舞台から飛びおりたつもりで、恐怖の、いえ、栄誉のバトンを受けとりましたが、やっぱり自分でゼロから書くのは難しい! それに、会心の訳文? うーん、会心って……。広辞苑を引いてみると、「心にかなうこと。気に入ること」。なるほど。気に入った訳…

第二だらだら「けつカッチンという名の修羅場」

このエッセイのタイトルを見て、なんてだらしないタイトルだと思ったひとも多いだろう。わたしのせいじゃないよ。『関口苑生の翻訳ヒソヒソ話』に対抗しただけなんだから。もっとも、なんであんな男に対抗するんだという突っこみには返す言葉がないが……。 *…

TVを消して本を読め!第九回(執筆者・堺三保)

第9回「西部魂は消えじ。保安官が主人公の現代ウェスタン『ジャスティファイド』」 アメリカは日本よりも一足先に長い長い夏休みシーズンに突入しています。おかげで映画館では、ど派手なアクション大作が目白押しだったりするのですが、前作同様快調な「ア…

アガサ・クリスティー攻略作戦 第二十三回(執筆者・霜月蒼)

 第五回 フレデリック・フォーサイス『ジャッカルの日』の巻(執筆者・東京創元社S)

『ジャッカルの日』 フレデリック・フォーサイス/篠原慎訳 角川文庫 ジャッカルの日 (角川文庫)作者: フレデリック・フォーサイス,篠原慎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1979/06/10メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 20回この商品を含むブログ (52件) …

2010年6月度カンパご報告

カンパ報告 2010年6月度(7月13日現在) 以下の方よりカンパをちょうだいしました。 心からお礼申し上げます。 ヨダ・ヨウさま――5000円 合計金額(7月13日現在)――330549円 翻訳ミステリー大賞運営事務局

松本剛史のイチ押し本

イチ押しミステリ、といわれて、ちょっと考え込んでしまいました。売れ行きやら評価やらとは関係なしに、自分で苦労して訳した小説には、みんなそれなりに愛着があるので。話題にもならず、どこかの古本屋の片隅でしか手に入らなくなってしまったとしても、…

法月綸太郎さん、川出正樹さんとジャック・カーリイ・トーク@東京・六本木

来る7月11日に東京・青山ブックセンター六本木店で、本格ミステリ作家クラブ十周年記念事業の「2000〜2009年海外優秀本格ミステリ顕彰」で『デス・コレクターズ』(ジャック・カーリイ著)が最優秀作を受賞したことを記念してのトークイベントが開催され…

第一だらだら「構文解析とは鑑識である」

もう振り返るのもいやになるほど長いことエンターテインメント翻訳を生業にしているのだが、仕事の時に心がけていることとか、今ごろになってやっと気がついた(汗)こととか、だらだらと書いてみようかと思う。お付き合いいただければ幸いです。 翻訳をする…

アガサ・クリスティー攻略作戦 第二十二回(執筆者・霜月蒼)

書評七福神の6月度ベスト発表!

書評七福神とは!? うっとうしい梅雨の日々が続きます。みなさん、お体を壊されていないでしょうか。外出もままならないときは、翻訳ミステリ読書で楽しみましょう。さて、七福神今月お薦めの一冊は……? (ルール) この一ヶ月で読んだ中でいちばんおもしろ…

最新海外ミステリーニュース201000706(執筆者・木村二郎)

2010 Macavity Award Nominees The Mystery Readers International has announced the nominees for the 2010 Macavity Awards as follows: Best Mystery Novel: ・ Bury Me Deep, by Megan Abbott (Simon & Schuster) ・ Tower, by Ken Bruen and Reed arre…

会心の訳文・第十九回(執筆者・白須清美)

三浦玲子さんから執筆のお話があったときにも申し上げたのですが、恥はかいてもエッセイなんてとても書けないこの私……しかし、来るものは拒まずがフリー翻訳者の性ということで、しばしお付き合いを願います。 こういうお仕事をしていると「これ使いたい!」…

集英社6月の新刊

『海賊と刺繍女』/THE TENTH GIFT ジェイン・ジョンソン(Jane Johnson)/最所篤子・訳 集英社文庫/定価980円(税込)/2010年6月18日発売/ISBN978-4-08-760606-5 世界25カ国で刊行。埋もれていた史実が現代に甦る歴史ミステリー大作! ロンドンで手芸品店…

武田ランダムハウスジャパン6月の新刊

名犬ランドルフと船上の密室〈黒ラブ探偵3〉/A Dog at Sea J・F・イングラート(J. F. Englert)著/立石光子・訳 RHブックス・プラス/定価:861円/発行年月日:2010/06/10 ISBN:9784270103517 すべての犬好きに捧げるミステリ マジックショーで死体が登…