2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧
◆ウワサのあの本のイベントがやってくる! というウワサが(笑)◆ こんにちは oder こんばんは! 先日、第5回翻訳ミステリー大賞の開票・授賞式にて、最終候補作のドイツでの評判の紹介と、大賞プレゼンターをつとめさせていただいたマライ・メントラインと申…
あら今月は女子ミス連載お休みかしら?と思っていた奥様、こんにちは。べ、べつに待ってなんかないんだからねっ、とツンデレなメッセージを下さったお嬢様、ごきげんよう。遅くなってすみません。5月も終わろうかというこの時期に、ようやく4月度の女子ミ…
第4回:『五匹の赤い鰊』――貴族探偵が解き明かす複雑怪奇なロジックパズル 全国15カ所以上で開催されている翻訳ミステリー読書会。その主だったメンバーのなかでも特にミステリーの知識が浅い2人が、杉江松恋著『読み出したら止まらない! 海外ミステリー マ…
はやいもので埼玉読書会もこのたび第6回を迎えることとなりました。次回からは3年めに入ります。これもひとえにへっぽこ幹事を支えてくださるみなさまのおかげ。ありがとうございます。そんなわけで、今度の読書会はお値打ち価格でまいります。参加費は一…
第11回名古屋読書会『長いお別れ』『ロング・グッドバイ』レポート後編「小説にさよならをいう方法はいまだに発見されていない」 前編はこちら 中編(その1)はこちら 中編(その2)はこちら 中編(その3)はこちら すっかり恒例となりました、「次に読む…
第11回名古屋読書会『長いお別れ』『ロング・グッドバイ』レポート中編(3)「議論を終えるには少し早すぎるね」 前編はこちら 中編(その1)はこちら 中編(その2)はこちら 書き始めたときは、まさかこんなに長くなるとは思いもしなかった。他にも名古…
第11回名古屋読書会『長いお別れ』『ロング・グッドバイ』レポート中編(2)「本を読むのは、わずかのあいだ腐ることだ」 前編はこちら 中編(その1)はこちら チャンドラリアンたちがわずかのあいだ死んでいるうちに、議題は次へ。他のキャラクターはどう…
第11回名古屋読書会『長いお別れ』『ロング・グッドバイ』レポート中編(1)「マーロウという男」 前編はこちら 今回の読書会はゲストを含め、総参加者数42名。上は64歳、ロマンスグレーのおじさまから、下は未成年の大学生という幅の広さだ。男性と女性の…
通訳翻訳ジャーナル 2014年7月号出版社/メーカー: イカロス出版発売日: 2014/05/21メディア: 雑誌この商品を含むブログ (2件) を見る 「通訳翻訳ジャーナル」誌の2014年夏号(イカロス出版)のカラーページに「第五回翻訳ミステリー大賞・授賞式&コンベンシ…
第11回名古屋読書会『長いお別れ』『ロング・グッドバイ』レポート前編「遺恨の行方」 話は2年前に遡る。 ジル・チャーチル『ゴミと罰』を課題図書に、料理研究家・貝谷郁子先生をお招きしての調理実習企画となった第5回名古屋読書会。コージー好き女子が…
2014 Anthony Award Nominees Announced (アンソニー賞候補作発表) Boucnercon 2014 has announced the nominees for the 2014 Anthony Awards as follows: Best Novel Robert Crais, Suspect (Putnam)※東京創元社より刊行予定 Sara J. Henry, A Cold and …
本題に入る前に今回はまず、非英語圏ミステリーに興味のある人にぜひ読んでもらいたい書籍を紹介する。今月24日に盛林堂ミステリアス文庫の1冊として限定400部で刊行される加瀬義雄氏の『失われたミステリ史』である。これは昨年逝去された加瀬義雄氏がミス…
ライフボート/ The Lifeboat (2012) シャーロット・ローガン Charlotte Rogan/池田真紀子訳 5月20日(火)発売/定価:799円(税込) ISBN: 978-4087606850ライフボート (集英社文庫)作者: シャーロット・ローガン,池田真紀子出版社/メーカー: 集英社発売…
このところ、クラシック・ミステリの刊行ペースが上がってきており、まるで、ミステリの地下迷宮から続々と「珠」が放たれるような状態になってきている。今回は、いつもの倍のスペースをいただき、最近、「論創ミステリ」として刊行された三つの長編と、二…
ゲームウォーズ(上・下)/ Ready Player One アーネスト・クライン/池田真紀子訳 定価:780円(上下各/税抜) ISBN: 978-4797365252 / ISBN: 978-4797373721 ゲームウォーズ(上) (SB文庫)作者: アーネスト・クライン,toi8,池田真紀子出版社/メーカー: S…
梅雨に入ってからだと品薄になってしまうらしいので、早めにレインブーツを新調しました! リバティ柄で数色が使われているからどんな服でも合せられる、貧乏性なんでそう考えたんですが(あはっ)、わたしはこの色でいくとこだわって選ぶ人もいますよね♪ だ…
翻訳ミステリー大賞シンジケート開設とともにはじまった霜月蒼さんの人気連載「アガサ・クリスティー攻略作戦」が、このたび全面的な増補・改訂のうえ講談社から『アガサ・クリスティー完全攻略』として刊行されました。 刊行を記念して、著者の霜月さんに(…
2014 CWA DAGGER AWARD SHORTLISTS (PART 1) (CWAダガー賞候補作発表 その1) The Crime Writers Association of Britain (CWA) has announced the shortlists for the CWA Dagger Awards in several categories (historical, international, short sto…
昨日につづいて第五回翻訳ミステリー大賞二次投票に翻訳者のみなさまが投票メールに添えたコメントの一部を紹介します(前編はこちら)。なお、掲載にあたって編集した箇所がありますこと、ご了承ください。作品は得票数順、コメントは投票者名50音順です。 …
今回から二回にわけて、第五回翻訳ミステリー大賞二次投票に翻訳者のみなさまが投票メールに添えたコメントの一部を紹介します(後篇はあす掲載予定)。なお、掲載にあたって編集した箇所がありますこと、ご了承ください。作品は得票数順、コメントは投票者…
“英国本格ミステリの正統なる後継者”ジム・ケリーはここがすごい! 「今、現代作家の中で謎解きミステリを構築するセンスの良さという点で、頭一つ抜けているのがジム・ケリーだ」――川出正樹氏 「現代海外ミステリにおける本格謎解き小説の名手は誰か、と聞…
注意! この連載は完全ネタバレですので、ホームズ・シリーズ(正典)を未読の方はご注意ください。 このコラムでは、映像作品やパスティーシュ、およびコナン・ドイルによる正典以外の作品を除き、全60篇のトリックやストーリーに言及します。(筆者) ■資料の…
腐女子の皆様とそうでない皆様、こんにちは! 今回は、去る4月19日に開催された第五回翻訳ミステリー大賞・授賞式&コンベンション内、通称「腐部屋」で行ったトークイベントと、それに先立ってお願いしたアンケート結果のご報告です。 新装版 真夜中の相棒…
第49回 あの男が帰ってくる! 『24 リブ・アナザー・デイ』 なんか珍しく仕事がたて込んで、ずるずる連載が遅れてしまってすいませんでしたー。気がついたらもう桜も散ってゴールデン・ウィークがすぐそこへ!(執筆時) よしなしごとはさておき、帰ってきた…
2014年5月11日付の朝日新聞の書評欄に、「第五回翻訳ミステリー大賞」と「第二回翻訳ミステリー読者賞」についての記事が掲載されました! 【5月14日:追記】 朝日新聞のサイトでもこの記事が読めるようになっています(全文を読むためには朝日新聞デジタ…
『ハイスピード!』 サイモン・カーニック著 佐藤耕士訳 文春文庫 ISBN: 9784167901110 3時間ひまがある? ならばこれを読むべし。 『ノンストップ!』の著者が贈る、 一気読みサスペンス。ハイスピード! (文春文庫)作者: サイモンカーニック,Simon Kernick…
以下の方からカンパをちょうだいしました。 心よりお礼申し上げます。 ヨダヨウさま 〈翻訳ミステリー大賞シンジケート〉への資金カンパにつきましては、こちらの記事をごらんください。 ――翻訳ミステリー大賞シンジケート事務局
この度、今年2回目となります読書会を開催いたします。 海外ミステリーに興味のある方のみならず、 多数の皆様のご参加をお待ちしております。 【主 催】 熊本ミステリー読書会 @kumamotomystery 【課題書】 『黄色い部屋の秘密』ガストン・ルルー著黄色い…
書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 先月のコンベンションでは七福神トークを聴いていただきありがとうございました。皆様の関心の高さを改めて思い知り、今後の励みになりました。 さて、今月はいかなる作品を七福…
先だって、お名前に心当たりのない女性からツイッターでリプライをいただいた。ひょっとして○○年に××自動車教習所に通っていた佐竹さんでしょうか? といった内容。「?」マークに包まれながらも何とも形状しがたい既視感に襲われ、それでも先方の素性を思い…