2016-01-01から1年間の記事一覧
2015年以前の各地読書会カレンダーをこちらに移しました。告知記事は【名称(回)】をクリック、レポートがある場合は、【状態】をクリックするとアクセスできます。 2016年以降の読書会については各地読書会カレンダーをごらんください。 ■2015年終了分 月 日…
あかんやん、ヤバいやん、サボってるうちに2016年が終わってしまうやーん! ということで、たいへん遅くなりましたが、去る8月26日に開催しました大阪読書会の報告をさせてくださいませ。 虚構の男 (ドーキー・アーカイヴ)作者: L.P.デイヴィス,横山茂雄,若…
――大人版トムとハックの大冒険に胸熱なのだ! 全国20カ所以上で開催されている翻訳ミステリー読書会。その主だったメンバーのなかでも特にミステリーの知識が浅い2人が、杉江松恋著『読み出したら止まらない! 海外ミステリー マストリード100』をテキストに…
(シャッフルビートに乗って二人登場) 博士:わしは、ふぐり蒸太郎博士じゃ。長年ミステリを研究しておる。 りりす:私は、普通の女子高生りりす。 博士:師走で猫の手も借りたいくらいだから、今回は近所の女子高生の手を借りて対話形式でお送りする。 りり…
全国の腐女子の皆様とそうでない皆様、こんにちは! 今年もたくさんの作品に萌えさせていただきました! 今回は年末特別バージョンといたしまして、ここでは取り上げられなかったオススメの腐作品をいくつかご紹介したいと思います。 ルーフォック・オルメス…
アメリカのベストセラー・ランキング 1月1日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. THE WHISTLER Stay John Grisham ジョン・グリシャムThe Whistler作者: John Grisham出版社/メーカー: Doubleday発売日: 2016/10/25メディア: ハー…
おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちを希望される方は ht.dokusho@gmail.com までご連絡ください。(2017年1月15日追記) みなさまこんにちは。今年もたいへんお世話になりました。読書会を通じてお話できた方も多く、毎回楽しい時間を過ごすこと…
2016年12月15日、都内において第八回翻訳ミステリー大賞予選委員会が開催されました。今年度の予選委員会は、上條ひろみ、鈴木恵、高山真由美、東野さやか、武藤陽生の5名です。当日は5名全員が出席しました。 また議事進行の公正を期すため、事務局の川出…
現代華文推理系列 第三集作者: 藍シャウ,陳嘉振,江成発売日: 2016/11/14メディア: Kindle版この商品を含むブログ (10件) を見る 稲村文吾氏が「これだ!」という中国語の短編ミステリーを発掘し、氏自身が日本語に翻訳し、電子書籍として刊行する『現代華文…
書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 各種ベストテンも出そろいました。私、杉江松恋も主宰するbookaholic認定ということで川出正樹氏とベストテンを選んでみたのですが、ご覧いただけましたでしょうか。豊作の2016年…
●お詫び(および今回の内容について) 本欄は“連載”のはずでしたが、純粋に個人的な出来事のせいで1年以上も途切れてしまいました。精神的な打撃に加え、事務的な処理に時間をとられたことが大きな理由ですが、それにより本業もすっかり滞ってしまいました。…
アメリカのベストセラー・ランキング 12月25日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. THE WHISTLER Stay John Grisham ジョン・グリシャムThe Whistler作者: John Grisham出版社/メーカー: Doubleday発売日: 2016/10/25メディア: ハ…
2016年12月15日(木)に都内で開催された「第八回翻訳ミステリー大賞予選委員会」において、最終候補作が以下の5作に決定しました(作品名50音順)。 『熊と踊れ』アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ/ヘレンハルメ美穂、羽根由(早川書房)…
おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちを希望される方は minamitokyo.dokusho@gmail.com までご連絡ください。(12月17日追記) その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ) (ハヤカワ・ミステリ 1912)作者: ジョー・ネスボ,鈴木恵出版社/メーカー: 早川書房…
先日投票を締め切りました「第八回翻訳ミステリー大賞・予備投票」には、多くの翻訳者諸兄姉のご協力をたまわり、まことにありがとうございました。事務局一同、みなさまの熱い思いのこもった一票一票を受け止め、もっか最終候補作の選考をすすめております…
「翻訳ミステリーのABCからXYZまで」を課題書選定テーマに、2012年2月26日『ABC殺人事件』でスタートした翻訳ミステリー福島読書会も回を重ねて16回目、ゴールまでの最終コーナーを廻りました。残るアルファベットは「U」「W」「X」「Y」「Z…
現代華文推理系列 第三集作者: 藍シャウ,陳嘉振,江成発売日: 2016/11/14メディア: Kindle版この商品を含むブログ (10件) を見る(藍霄「自殺する死体」、陳嘉振「血染めの傀儡」、江成「瓢血祝融」の合本版) ※ 本書は電子書籍のみでの配信ですが、Kindleス…
アメリカのベストセラー・ランキング 12月18日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. THE WHISTLER Up John Grisham ジョン・グリシャムThe Whistler作者: John Grisham出版社/メーカー: Doubleday発売日: 2016/10/25メディア: ハー…
11月最後の土曜日、翻訳ミステリーお料理の会は第7回の調理実習を行いました。今回は参加してくださった方からのレポートです。 スペンサー・シリーズを読んでいると何やらお腹の虫が騒ぎ出すのは私だけではないと思います。スペンサーの手から生み出される…
お知らせ(2016-12-24) 第5回浜松読書会は、都合により延期いたします。これに伴い、今回の募集を中止させていただきます。 すでにお申込みをいただいたかたには、個別にご連絡をさしあげます。 来年なかばに改めて開催の予定ですので、よろしくお願いいた…
みなさま、こんにちは。 暦の上ではディセンバー(懐かしい)。各所で発表される翻訳ミステリーの年間ベストランキングが気になるころですね。第八回翻訳ミステリー大賞の予備投票も先日締め切られました。ご協力いただきました翻訳者のみなさま、ありがとう…
ニューヨークの“バービゾン・ホテル・フォー・ウーマン”(現、バービゾン63)をご存じでしょうか。1927年に建てられ、現在はアメリカの国家歴史登録財に指定されている立派な建物ですが、当初は名前からわかるように女性専用のホテルでした。ホテルといって…
Georges Sim, Katia, acrobate, Fayard, 1931(1929/5/30契約)*[軽業師カティア] フランシス・ラカサン Francis Lacassin 編, Simenon avant Simenon: les exploits de l'inspecteur Sancette, Omnibus, 1999[シムノン以前のシムノン:ソンセット刑事の…
アメリカのベストセラー・ランキング 12月11日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. CROSS THE LINE New! James Patterson ジェイムズ・パタースンCross the Line: (Alex Cross 24) (English Edition)作者: James Patterson出版社/…
「翻訳ミステリーのABCからXYZまで」を課題書選定テーマに、2012年2月26日『ABC殺人事件』でスタートした翻訳ミステリー福島読書会も回を重ねて16回目、ゴールまでの最終コーナーを廻りました。残るアルファベットは「U」「W」「X」「Y」「Z…
本日、参加受付を締め切らせていただきました。多数のお申し込みありがとうございました。(12月8日追記) 熊本地震から半年、皆様いかがお過ごしでしょうか? 1952年、当時はまだタブーとされていたLGBTを描き、一世を風靡したクレア・モーガンの "The Pri…
2017 Grand Master, Raven and Ellery Queen Award Recipients Announced (MWA巨匠賞、レイヴン賞、エラリイ・クイーン賞受賞者発表) The Mystery Writers of America (MWA) has announced the 2017 Grand Master, Raven and Ellery Queen Award Recipi…
第八回翻訳ミステリー大賞の予備投票を11月30日(水)で締め切りました。 たくさんの翻訳者のみなさまによる熱い思いのこもった投票、まことにありがとうございます。当シンジケート事務局一同よりあつく御礼を申しあげます。 本投票の対象となる最終候補作…
――このラスト、マストリード! 全国20カ所以上で開催されている翻訳ミステリー読書会。その主だったメンバーのなかでも特にミステリーの知識が浅い2人が、杉江松恋著『読み出したら止まらない! 海外ミステリー マストリード100』をテキストに、イチからミス…
1960年代のミステリシーンを一言でくくると、スパイの時代といえるかもしれない。50年代から書き継がれてきた007シリーズは、映画『ドクター・ノオ』(1962)が大ヒット。これ以降、続々とスパイ映画がつくられていく。一方で、硬派のスパイ小説の代表格ジョン…