2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧
先日掲載された「非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると」の最終回(オランダ・フランドル編)でも簡単に告知させていただきましたが、Twitterにて、フランスミステリのオールタイムベストを選出するアンケート企画「フランスミステリベスト100」を実施いたし…
注意! この連載は完全ネタバレですので、ホームズ・シリーズ(正典)を未読の方はご注意ください。 このコラムでは、映像作品やパスティーシュ、およびコナン・ドイルによる正典以外の作品を除き、全60篇のトリックやストーリーに言及します。(筆者) ■資料の…
kindleにステキなお手製のカバーをかけている奥様、こんにちは。iPadのケースをビーズやラメでデコっているお嬢様、ごきげんよう。七福神でも挙げられていた『火曜日の手紙』と『ローマで消えた女たち』は7月電子化予定なので、来月の紹介に回しますわね。…
アメリカのベストセラー・ランキング 8月3日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. THE BOOK OF LIFE New! Deborah Harkness デボラ・ハークネスThe Book of Life: A Novel (All Souls Trilogy, Book 3)作者: Deborah Harkness出版…
熊本ミステリー読書会主催 第4回熊本読書会 読書の秋、4回目となります読書会を開催いたします。 海外ミステリーに興味のある方のみならず、 多数の皆様のご参加をお待ちしております。 【主 催】 熊本ミステリー読書会(Twitter:@kumamotomystery ) 【課題…
おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちをご希望のかたは専用アドレスまでご連絡ください。 第12回福岡翻訳ミステリー読書会を開催します (後援:翻訳ミステリー大賞シンジケート) 福岡からこんにちは! 念願かなって、数年来温めてきた企画を晴れ…
第6回:『倫敦から来た男』――スーツケースの大金が 平凡な転轍手の人生を狂わせる 全国15カ所以上で開催されている翻訳ミステリー読書会。その主だったメンバーのなかでも特にミステリーの知識が浅い2人が、杉江松恋著『読み出したら止まらない! 海外ミステ…
おかげさまで金沢読書会も立ち上げからほぼ1年、開催4回目を迎えます。すでに各所で予告ずみですので、もったいぶらずに参りましょう。今回の課題図書は、アゴタ・クリストフ著『悪童日記』Le Grand Cahier (1986) です。悪童日記 (ハヤカワepi文庫)作者: …
■シートノック 「瀬戸川(猛資)君が言っていたけども、君が好きなレナードは西部小説の枠を使ってクライムノヴェルを書いているんだよ」 石上三登志さんは生前、まだ駆け出し編集者の頃の僕にそう語った。一九九九年の正月過ぎあたりだったと思う。アクショ…
アメリカのベストセラー・ランキング 7月27日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. ACT OF WAR New! Brad Thor ブラッド・ソーAct of War: A Thriller (The Scot Harvath Series Book 14) (English Edition)作者: Brad Thor出版社/…
前篇はこちら にぎやかな読書会もいよいよ後半。ぐっとまじめな(?)話題にまいります。 デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)作者: ダンブラウン,Dan Brown,越前敏弥出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/10/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11…
みなさま、こんにちは。去る6月28日、第6回埼玉読書会を開催いたしました。今回の会場はおひさしぶりの熊谷です。課題書はダン・ブラウンの『デセプション・ポイント』(越前敏弥訳/角川文庫)を取りあげ、訳者の越前さんにもお越しいただき、和気藹々と…
書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 すっかり暑くなりました。ワールドカップのせいで睡眠不足になっていたみなさま、体がもちませんからよく寝てくださいね。ベッドサイドにはもちろん翻訳ミステリーを。今月も七福…
2013年4月から連載させていただいた「非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると」も今回でひとまず最終回です。それを記念して(?)というわけでもないのですが、Twitterで近日、フランス語圏のミステリー小説のオールタイムベストを選出するアンケート企画「フ…
往年の銀幕時代。映写幕に銀皮膜を塗られたスクリーンからは、今とは比べ物にならない美しい光芒が投じられたそうだ。今回紹介する本は、ミステリの範疇にあっても、コメディ、ロマン、冒険、恐怖とジャンルは多様、なぜか映画に縁がある作家の作品が揃った…
Andrew Pyper Wins Thriller (アンドリュー・パイパーがスリラー賞受賞) On July 12 at ThrillerFest IX in New York, The International Thriller Writers announced the winners for the 2014 Thriller Awards as follows: Best Hardcover Novel: THE DE…
アガサ・クリスティー完全攻略作者: 霜月蒼出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/05/14メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (22件) を見る クリスティーには妙に分かりにくいところがある。トリックが面白い、論理が緻密といった紋切り型…
アメリカのベストセラー・ランキング 7月20日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. INVISIBLE Stay James Patterson and David Ellis ジェイムズ・パタースン、デイヴィッド・エリスInvisible (Invisible Series Book 1) (English …
【8月18日追記】 24日の『予告された殺人の記録』読書会は残席がごくわずかにございますが、準備のため、受付をいったん締め切ります。お問い合わせは受付メールアドレス kobe.mysterybookclub@gmail.com までお願いいたします。 第3回神戸翻訳ミステリー読…
おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちをご希望のかたは専用アドレスまでご連絡ください。 第12回福岡翻訳ミステリー読書会を開催します (後援:翻訳ミステリー大賞シンジケート) 福岡からこんにちは! 念願かなって、数年来温めてきた企画を晴…
今回の読書会、5日前に地元民放TV局の取材のアポを受けたこともあって個人的には大慌てでした。 会場として選んだ熊本市現代美術館(CAMK)で、同局が協賛している展示会が行われていたことで、担当者の目に留まり今回の取材が実現したのです。 受付締切直前に…
恒例イベント「君にも見えるガイブンの星」は、7月19日に開催されます。いつもとは違い、土曜日の開催ですのでご注意を。 もしご予定がなければ、ぜひ新宿Live Wire Cafe(旧BIRIBIRI酒場)にお運びください。 「君にも見えるガイブンの星(ガイブン酒場改め…
『本を隠すなら本の中に』/Bookplate Special ローナ・バレット(Lorna Barrett)/大友香奈子・訳 創元推理文庫/本体価格1200円(税抜)/7月14日/ISBN:978-4-488-21307-7 「いますぐわたしの家から出ていって!」大学時代のルームメイト、パミーが家に…
今回取り上げるトム・エイブラハムスはヒューストンのテレビ局で記者やニュース番組のアンカーとして活躍、昨年デビューした新進作家です。 そのデビュー作 Sedition (2013年) は、新しい副大統領の宣誓式当日に米国大統領、デクスター・フォアマンが執務室…
アメリカのベストセラー・ランキング 7月13日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. INVISIBLE New! James Patterson and David Ellis ジェイムズ・パタースン、デイヴィッド・エリス ベストセラー作家パタースンがエドガー賞作家エ…
伝統の青葉まつりも終了し、隣県は六魂祭で賑わっていた5月末の日曜日、第13回せんだい探偵小説お茶会が開催されました。 参加者は8名、男女比は半々。初参加の方2名をお迎えできたのはとても嬉しいことでした。当初、せんだい史上最小催行人数での開催と…
おかげさまで金沢読書会も立ち上げからほぼ1年、開催4回目を迎えます。すでに各所で予告ずみですので、もったいぶらずに参りましょう。今回の課題図書は、アゴタ・クリストフ著『悪童日記』Le Grand Cahier (1986) です。悪童日記 (ハヤカワepi文庫)作者: …
6月初日だというのにとんでもなく暑い日のとんでもなく暑い昼下り、翻訳ミステリーお料理の会は第2回の調理実習を行いました。 今回もこんな超絶かわいいレシピカードのお土産つき。制作は宮崎裕子さん 今回のメニューは、ラムチョップのミントソース添え…
全国の腐女子の皆様とそうでない皆様、こんにちは! 梅雨真っ只中、うっとうしい日々が続きますが、そんな時こそ思いっきり萌えて気分転換しましょう! というわけで、今回は「腐」というより「萌え」に焦点を当ててみようと思います。星の数ほどある「◯◯萌…
梅雨ですね。雨と言えばマリリン・ウォレス『嘆きの雨』がお好きという奥様、こんにちは。「九マイルは遠過ぎる、ましてや雨の中となれば」というセリフを思い出すお嬢様、ごきげんよう。雨だと洗濯物も干せないし買物も億劫、しかもプロ野球は順延といいこ…