2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧
熊本ミステリー読書会主催 第5回熊本読書会 今冬、皆様のおかげをもちまして本会は1周年を迎えます。 5回目となります今回は、ミネット・ウォルターズの「養鶏場の殺人/火口箱」を 課題書に読書会を開催いたします。 海外ミステリーに興味のある方のみな…
※第一回浜松読書会はおかげさまで好評のうちに終了しました。ありがとうございました。 【12/03追記】1/24の第1回浜松読書会はおかげさまで満席となりました。 キャンセル待ちをご希望の方は、浜松読書会専用アドレス hmdk1005@gmail.com あてにメールでお…
課外授業:『ゴーストマン 時限紙幣』読書会レポート後編――血煙サッポロフスク! みなさん今日は。ご好評いただいている「必読!ミステリー塾」。今回は課外授業篇として、さきごろ札幌・熱海・横浜でそれぞれ開催された『ゴーストマン 時限紙幣』読書会の模…
課外授業:『ゴーストマン 時限紙幣』読書会レポート前篇――熱海の海は凪いだ みなさん今日は。ご好評いただいている「必読!ミステリー塾」。今回は課外授業篇として、さきごろ札幌・熱海・横浜でそれぞれ開催された『ゴーストマン 時限紙幣』読書会の模様を…
全国の腐女子の皆様とそうでない皆様、こんにちは! 去年、翻訳者の三角和代さんが当サイトに書かれた記事【疲れを忘れるくらい疲れることをする人たちのお話『ウィンブルドン』】を覚えてらっしゃる方も多いと思います。その熱い想いが届いたのか、このたび…
気づけばもうすぐ年末ですよ。時間が過ぎてばかりだなとため息をついているあなた(そしてわたし)、ここにも浮かない顔をした男がひとり。彼の場合はかなりシビア。たくさんのことを引きずってきた男で、自分を愛してくれたただひとりの女である妻は親友に…
アメリカのベストセラー・ランキング 11月30日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. REVIVAL New! Stephen King スティーヴン・キングRevival作者: Stephen King出版社/メーカー: Hodder & Stoughton Ltd発売日: 2014/11/11メディ…
速報・第2弾! 先般第6回翻訳ミステリー大賞の授賞式の開催日程決定をお知らせしましたが、開催会場も決定いたしました! 大田区産業プラザPiOです。 施設概要や交通アクセスなどは以下をご参照ください。 前回までのような旅館での宿泊イベントではありま…
12/6(土)、第10回札幌読書会を行います。 課題本は『わたしを離さないで』(カズオ・イシグロ著 土屋政雄訳 ハヤカワepi文庫)。 ついに札幌読書会も開催回が2ケタになりました。それもこれも、毎回盛り上げてくれる参加者様、後方支援して下さるシンジケ…
第5回金沢読書会のご案内 こんにちは。お久しぶりの金沢読書会、第5回は新年早々に開催いたします。 課題書はエラリー・クイーンの『ギリシャ棺の秘密』。国名シリーズの中でも最長ながら、若き日の探偵エラリーと天才的犯人とのスリリングな頭脳戦が読者…
第3回では1949年に誕生した中華人民共和国でミステリ小説が国民党やアメリカに対抗するプロパガンダに用いられたことに触れました。小説の中でそれらの政党や国家は新中国を混乱させる『敵』として登場し、公安が『正義』の味方として活躍して陰謀を暴くこ…
書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 だいぶ寒くなってきました。もうそろそろ冬ですね。一年を振り返って来し方に思いを馳せる前に、とりあえず一ヶ月分の総括です。先月はいったいどういうミステリーが刊行されてい…
■10月の新刊 『ミステリーズ!』vol.67 OCTOBER 2014 東京創元社(雑誌)/本体価格1200円(税抜)/10月14日/ISBN:978-4-488-03067-4【東京創元社60周年記念】 トークイベント 酒寄進一×高橋 啓×柳沢由実子 「翻訳小説が面白い!──ドイツ・フランス・北欧…
今回は、バラエティに富んだ英国のクラシック新刊が4冊。 死の翌朝 (論創海外ミステリ)作者: ニコラスブレイク,Nicholas Blake,熊木信太郎出版社/メーカー: 論創社発売日: 2014/11/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 論創海外ミステリで…
Shamus Award Winners Annunced during Bouchercon 2014 (シェイマス賞受賞作発表) The Private Eye Writers of America (PWA) has announced the winners for its 2014 Shamus Awards as follows: Hammer Award Recipient (for the best series charactor…
アメリカのベストセラー・ランキング 11月23日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. GRAY MOUNTAIN Stay John Grisham ジョン・グリシャムGray Mountain: A Novel (English Edition)作者: John Grisham出版社/メーカー: Dell発売日…
Winners for Barry and Macavity Awards Announced during Bouchercon (バリー賞およびマカヴィティ賞発表) Deadly Pleasures Mystery Magazine announced the winners for the Barry Awards as follows: (バリー賞受賞作は以下のとおり) Best Novel: OR…
第13回福岡翻訳ミステリー読書会を開催します (後援:翻訳ミステリー大賞シンジケート) 今年に入ってYA、本格と読んできた福岡は、今回ノワールの名作に挑戦。長らく古書でしか入手できなかったのですが六月に新装版が刊行されたジェイムズ・エルロイ『…
第15回 せんだい探偵小説お茶会主催(翻訳ミステリー大賞シンジケート後援) エラリー・クイーン『レーン4部作』(角川文庫)読書会 告知第1弾はこちら 今回は初の試みとして、告知の第2弾を掲載します。 今回の読書会はせんだい探偵小説お茶会にとって…
「1」はこちら 東京創元社における翻訳ミステリ出版前史(承前) 背景説明のつもりの話が存外長くなってしまいましたが、もう暫くご辛抱下さい。 「クライム・クラブ」発刊の翌7月から「ディクスン・カー作品集」全12巻の刊行が始まります。カーは「世界推…
ヴァイオリンはお好きですか? あるいは、渋い初老のおじさまは好きですか? イタリア料理は? 旅は? 歴史の裏話は好きですか? ひとつでも当てはまるものがあれば、きっと本書を楽しんでいただけることと思います。 今月に出ましたこの新刊『ヴァイオリン…
「ハヤカワ文庫復刊希望のアンケートを募集中です!」 あの、期待に胸躍らせたアンケートから早5ヶ月。来る11月末日には復刊フェアが行われるとのことだが、果たして何が入ったのか。アレかソレか、それともコレか? ハヤカワ文庫のリストを眺めながらそう…
本日午前中に【北欧ミステリー・フェス2014開催のお知らせ・その1 大使館だより】でお知らせした北欧ミステリー・フェス2014のため来日されるレーナ・レヘトライネン氏から直筆メッセージ、カミラ・レックバリ氏からはサイン入りのタイプメッセージをいただ…
日本においても北欧ミステリーがここ数年大きなブームとなっています。 それを記念し、北欧5ヶ国(アイスランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド)の大使館が共同でイベントを企画しました。 かの国のミステリーについて、そして知っ…
アメリカのベストセラー・ランキング 11月16日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. GRAY MOUNTAIN Stay John Grisham ジョン・グリシャムGray Mountain: A Novel (English Edition)作者: John Grisham出版社/メーカー: Dell発売日…
【12/01追記】12/6の第10回札幌読書会の申込受付は11/30で終了いたしました。次回は来年2月後半を予定しています。今回ご都合のつかなかった方はぜひ次回へのご参加をご検討くださいませ。 12/6(土)、第10回札幌読書会を行います。 課題本は『わたしを離…
【上】はこちら 【中】はこちら 『インフェルノ』読書会大塚国際美術館 別館2Fオープンスペース 参加者30名 トーク会場の机をささっとロの字に並べ替えると、いつもの読書会スペースが館内に出現! 美術館ボランティアのかたも飛び込みで参加してくださり、…
【上】はこちら 『インフェルノ』トークショー by 越前敏弥氏 大塚国際美術館 別館2Fオープンスペース 参加者65名 *越前氏と大塚美術館とのご縁は、2004年5月頃から開催された作品鑑賞ツアー「ダ・ヴィンチ・コードツアー」から。その後、2009年に雑誌の企…
9月20日(土)、徳島県鳴門市にある大塚国際美術館にて、四国でははじめての翻訳ミステリー読書会、『インフェルノ』読書会が開催されました。関連イベントとしておこなわれた、館内ツアー〈地獄へようこそ〉、越前敏弥氏による『インフェルノ』トークショー…
田口俊樹 翻訳者のみなさん、翻訳ミステリー大賞選定の第一次投票締め切りまで、ひと月を切りました。 もうお決まりでしょうか? かく言う私、あと一冊を決めかねていて、積んどく書になっている話題作を今月中にできるだけ読もうと思っています。毎年そんな…