2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧
アン・ペリーのモンク・シリーズ、今回はシリーズ8作目の《The Silent Cry》(1997)です。 The Silent Cry: A William Monk Novel作者: Anne Perry出版社/メーカー: Ballantine Books発売日: 2010/09/28メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見る…
2014年に東京創元社は創立60周年を迎えます。これを記念して、4月1日より「読者が選ぶベスト本」を専用応募フォームおよび郵便ハガキで募集しております。 小社ホームページの応募フォームに、名前、年齢、性別、住所、電話番号、文庫及び単行本など東京創元…
みなさまこんにちは。連載【冒険小説にはラムネがよく似合う】でお世話になっております東京創元社Sです。今回はイベントの告知をさせていただきます。コリーニ事件作者: フェルディナント・フォン・シーラッハ,酒寄進一出版社/メーカー: 東京創元社発売日: …
第10回 関西翻訳ミステリー読書会主催(翻訳ミステリー大賞シンジケート後援) ジャネット・イヴァノヴィッチ『あたしの手元は10000ボルト』読書会 あたしの手元は10000ボルト (ステファニー・プラム・シリーズ) (集英社文庫)作者: ジャネット・イヴァ…
4月13日の翻訳ミステリー大賞授賞式の場で、第一回翻訳ミステリー読者賞の発表を無事終えることができました。シンジケート事務局、各地の読書会のご協力と、なによりも多くの読者のみなさんに投票していただいたおかげです。本当にありがとうございました。…
人形パズル (創元推理文庫)作者: パトリック・クェンティン,白須清美出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2013/03/21メディア: 文庫この商品を含むブログ (11件) を見る クラシック・ミステリの翻訳・刊行が途切れることなく続いている。新刊・復刊のクラシ…
霜月蒼氏による当サイトの大人気連載【アガサ・クリスティー攻略作戦】で、これまでにとりあげられた作品の50音順インデックスを作成しました。 題名が、そのまま記事へのリンクになっています。星取は【★5つで満点、☆は0.5点】です。 ごく簡単なものですが…
【写真】会場の鳳明館・森川別館(東京都文京区本郷) 4月13日(土)に第四回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンションがおこなわれましたが、参加なさった何人もの方がすでにブログ記事を書いてくださっています。事務局で見つけたものをここで紹介させて…
第4回 黒く塗れ 昨年だったか、フランス出張から帰ってきた同僚の西谷修さんが、当地で話題だったとして、「なんとかというキューバ人が書いた、トロツキー暗殺についてのこんな分厚い小説、知ってる?」と話題を振ってこられた。 もちろん、知っております…
【4/30追記】おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちご希望の方は札幌読書会公式アドレスまでご連絡ください。 本格推理小説、警察小説、コージー・ミステリー、ハードボイルド、・・・過去さまざまなジャンルの作品が課題本として取り上げられてきま…
【4/21追記】おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちご希望の方は名古屋読書会公式アドレスまでご連絡ください。 コンベンションは大盛況だったようで祝着至極。今頃みんな楽しんでるんだろうなー、コージー部屋はお菓子がっぱいだろーなー、執事カフ…
2013 ARTHUR ELLIS AWARD SHORTLISTS (アーサー・エリス賞候補作発表) The Crime Writers of Canada has announced the shortlists for the 2013 Arthur Ellis Awards as follows: Best First Novel * Peggy Blair, The Beggar's Opera, Penguin Canada * …
去る4月13日に開催された翻訳ミステリー大賞授賞式のあと、いくつもの楽しい催しがおこなわれましたが、きょうはそのひとつ、出版社対抗ビブリオバトルの模様を簡単に紹介します。 ビブリオバトルというとなんだかむずかしそうですが、ルールは簡単。プレゼ…
黄金のしっぽ ― ムーミン・コミックス1巻作者: トーベヤンソン,ラルスヤンソン,Tove Jansson,Lars Jansson,冨原眞弓出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2000/07/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (90件) を見るMei(冥) Vol.2…
前回につづき、第四回翻訳ミステリー大賞二次投票にあたって、翻訳者のみなさまが投票メールに添えてくださったコメントの一部をご紹介します。なお、掲載にあたって編集した箇所がありますこと、ご了承ください。作品は得票数順、コメントは投票者50音順で…
完了した攻略作戦のまとめとして、全作品の星取表を掲げます。クリスティー攻略の指針としてお役立てください。なお、配列はクリスティー文庫巻数順ではなく、作品の発表年代順となっています。 ★5つで満点、☆は0.5点。 【点数とオススメ度の目安】 ★★★★★→…
ついにアガサ・クリスティー攻略作戦も最終回である。 第一回が本ウェブサイトにアップされたのは2009年10月7日のことであった。それから3年半あまり。作戦開始前にわたしが読んでいたクリスティー作品は、わずか7作――『アクロイド殺し』『ABC殺人事件…
今回から二回にわけて、第四回翻訳ミステリー大賞二次投票にあたって、翻訳者のみなさまが投票メールに添えてくださったコメントの一部を紹介します。なお、掲載にあたって編集した箇所がありますこと、ご了承ください。作品は得票数順、コメントは投票者名5…
第3回 存在自体が黒 1975年生まれというから、まだ30代の若い書き手だ。サンティアーゴ・ロンカリオーロと、とりあえずは表記しておこう。Santiago Roncaglioloという綴りなので「ロンカグリオーロ」と「グ」を書く人もいる。オンビキ(「ー」)があったり…
決定! 第四回翻訳ミステリー大賞 4月11日(木)に締め切られた第四回翻訳ミステリー大賞二次投票の結果が、4月13日(土)、東京本郷の鳳明館・森川別館にて開催された授賞式&コンベンションの公開開票式において決定いたしました。 受賞作は『無罪 INNOCENT』…
【4月7日追記】授賞式&コンベンションはおかげさまで満員となりましたので、参加申込を締め切らせていただきます。当日、みなさまにお会いできるのを楽しみにしております(事務局)。 こんにちは! 第四回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンションに多…
フィリパ・ピアスの名をきいてすぐにぴんとこない人でも、『トムは真夜中の庭で』の作者といえば、「ああ」と思い当たるのではないだろうか。1958年に発表された『トム〜』は、主人公が親元を離れて親戚のもとで暮らす設定といい、イギリスの豊かな自然を背…
書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 桜前線はあまりにも早く通過してしまったのに、花冷えの天気が続き、もどかしい思いをさせられています。そんな中、三月の七福神をお届けします。お天気がぐずついている分、こっ…
『ミステリーズ!』vol.58 APRIL 2013 東京創元社(雑誌)/定価1260円(税込)/4月11日/ISBN:978-4-488-03058-2 【読切短編】 バルドゥイン・グロラー 六百の鍵穴がある小箱 垂野創一郎◎訳 ●ハプスブルグ朝末期のウィーン。伯爵の要請を受け、謎に満ちた…
スケアクロウ(上) (講談社文庫)作者: マイクル・コナリー,古沢嘉通出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/02/15メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (15件) を見るスケアクロウ(下) (講談社文庫)作者: マイクル・コナリー,…
全国の腐女子の皆様とそうでない皆様、こんにちは!『SHERLOCK』ロケ地ガイドに引き続き、趣味に走った持ち込み企画でこのたび連載枠を頂きました! 題して【読んで、腐って、萌えつきて】、大好きなミステリを腐女子目線で味わう楽しさを皆様にお伝えできれ…
第2回: アルゼンチン・ノワール? 困ったことがある。 ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』(白水社、2010)という小説を松本健二との共訳で出した。探偵小説だと思われたようだ。実際には詩人小説(?)なのだが。カルロス・バルマセーダ『ブエノスア…
【4月7日追記】授賞式&コンベンションはおかげさまで満員となりましたので、参加申込を締め切らせていただきます。当日、みなさまにお会いできるのを楽しみにしております(事務局)。 こんにちは! 第四回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンションに多…
【4月7日追記】授賞式&コンベンションはおかげさまで満員となりましたので、参加申込を締め切らせていただきます。当日、みなさまにお会いできるのを楽しみにしております(事務局)。 いよいよ来週末に迫ってきた第四回翻訳ミステリー大賞贈賞式とコンベ…
次の課題書は、翻訳ミステリー大賞最終候補作から選んではどうか――。去年の暮れ、初開催にこぎつけた西東京読書会の打ち上げの席でそんな案が出ました。そこで、せっかくだから受賞しそうな作品を選ぼうよ、と幹事三名で相談したのですが……。 前回取りあげた…