【毎月更新】堺三保の最新TVドラマ・映画事情【USA】

TVを消して本を読め!第四十九回(執筆者・堺三保)

第49回 あの男が帰ってくる! 『24 リブ・アナザー・デイ』 なんか珍しく仕事がたて込んで、ずるずる連載が遅れてしまってすいませんでしたー。気がついたらもう桜も散ってゴールデン・ウィークがすぐそこへ!(執筆時) よしなしごとはさておき、帰ってきた…

TVを消して本を読め!第四十八回(執筆者・堺三保)

第48回 美しいカントリー・ミュージックにのせて、どろどろの愛憎劇を展開する歌謡メロドラマ『ナッシュビル』 あけましておめでとうございます。皆さん、よいお正月は過ごせたでしょうか? 私はずーっと〆切地獄に苦しめられております。とほほ。 さて、新…

TVを消して本を読め!第四十七回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第47回 ちょっと雑だけどとにかく派手で痛快なアクションドラマ『Hawaii Five-0』 冬到来で凍えている堺です。うう、寒い寒い。 そんな寒ーい日本の冬を忘れたい人にお勧めなのが、今回ご紹介する『Hawaii Five-0(ハワイファイブオー)』です。 この番組、…

TVを消して本を読め!第四十六回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第46回 テロリストとCIAの攻防を、ひりひりするようなタッチで描く『ホームランド』 あいかわらず中東では戦乱の種は尽きまじといった様子だわ、世界中でテロは起こってるわで、ニュースを見るたびにげんなりしてしまう今日この頃ですが、そういう時代だから…

TVを消して本を読め!番外篇・取扱テレビドラマ一覧(作成・編集部)

堺三保さんによる当サイト連載〈TVを消して本を読め!〉は、堺さんの豊富な知識と軽妙な語り口にくわえ、水玉螢之丞さんの絶妙なイラストとともに、旬の海外テレビドラマをいちはやくご紹介してご好評をいただいておりますが、【バックナンバー一覧】だけで…

TVを消して本を読め!第四十五回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第45回 今年も秋新番の季節がやってきました。さて、話題の新作は? さて、今年もアメリカでは秋新番放送開始のシーズンがやってまいりました。ということで、今回はその中からミステリ系のドラマをまとめてご紹介したいと思います。 まずは一番人気っぽいの…

TVを消して本を読め!第四十四回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第44回 肉体派&頭脳派の典型的なバディもの……なんだけど、どっちも 美女なのがポイントの『リゾーリ&アイルズ ヒロインたちの捜査線』 今年の夏も暑いですね〜。なんか、氷の消費量が増えている堺です。いや、常温の水飲んだ方がいいのはわかってるんです…

TVを消して本を読め!第四十三回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第43回 ミステリとSFの境界線上を突き進む『パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット』 ども、ムシムシする梅雨の日本からロサンゼルスへと脱出したものの、珍しく曇天が続いていて、いまいちな気分の堺です。いや、どうせこの原稿がアップされる頃…

TVを消して本を読め!第四十二回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第42回 無事に第2シーズン突入か? シャーロック・ホームズが現代のニューヨークで大活躍する『エレメンタリー』 うー、年明けから日本とアメリカを行ったり来たりで、けっこう疲れている堺です。つか、ロサンゼルスは大好きな町だけど、やっぱ大阪の方が落…

TVを消して本を読め!第四十一回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第41回「虚栄の都を舞台に、男と男の意地がぶつかりあう『ベガス』 去年、通訳の仕事で初めてラスベガスに行ってきました(そうなんですよ、最近、とうとう「通訳」なんて仕事にまで手を出して、いよいよ何屋かわからなくなってきておる私であります)。 計…

TVを消して本を読め!第四十回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第40回 殺人カルト集団の恐怖がキョーレツな『ザ・フォロウイング』 今回は、2013年1月にアメリカで放送がスタートしたばかりの最新作にして、すでに話題騒然のスリラー『ザ・フォロウイング(The Following)』をご紹介したいと思います。 物語は、10年前に…

TVを消して本を読め!第三十九回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第39回 ベストセラーミステリシリーズの映画化は難しい? 今月は、実はまだ見てないんだけど、ものすごく気になっている映画3本を紹介したいと思います。 それは「アウトロー」、「PARKER/パーカー」、「バーニング・クロス」の3本。どれもこの2月に日本…

TVを消して本を読め!第三十八回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第38回 現代のロビン・フッドか、仕置き人か? 緑色の射手が悪を撃ち抜くアクションドラマ『アロー』 年末年始を実家で過ごそうと日本に帰ってきて、いきなり夏服のまま真冬の寒さにさらされている堺です。皆さま、風邪にはご注意ください。 それはさておき…

TVを消して本を読め!第三十七回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第37回 ヒッチコックを巡る二本の映画『ザ・ガール』と『ヒッチコック』 先日、ケーブルテレビ局のHBOで、かのスリラー映画の巨匠、アルフレッド・ヒッチコック監督と、彼が『鳥』と『マーニー』の主役に抜擢した女優ティッピ・ヘドレンとの関係を描いたテレ…

TVを消して本を読め!第三十六回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第36回 正統派英国特殊部隊アクション『反撃のレスキュー・ミッション』 今月は女性読者ドン引き間違いなしの、男くさいアクションものドラマをご紹介したいと思います。たまには男性読者限定サービスってことでひとつ(笑)。 作品名は『反撃のレスキュー・…

TVを消して本を読め!第三十五回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第35回 この秋の新番ミステリ放送一番乗りは、統合失調症の神経精神学者が人間精神に絡んだ難事件に挑む『パーセプション』 いよいよ秋になり、アメリカでは次々に新番組の放送が始まっています。そんなわけで、今月からはどんどん新しいミステリドラマをご…

TVを消して本を読め!第三十四回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第34回 番外篇その2:コミコンに行ってきた! どもども。ロサンゼルス生活が全然軌道に乗らず、けっこう大変な感じの堺です。 なんかアメリカも大変な感じだったりしますよねー。『ダークナイトライジング』の上映初日に映画館で銃撃事件が起こったりして。…

TVを消して本を読め!第三十三回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第33回 番外編:ちょいとロサンゼルスまで出かけてきます えー、突然ですが、またもアメリカに移住します。というか、この原稿がネットにアップされる頃には、ロサンゼルス郊外のトーランスという町に住んでいる予定です。次回からは、ハリウッドの現地情報…

TVを消して本を読め!第三十二回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第32回 アメリカのコギャルってコワい、とつくづく思わされる「プリティ・リトル・ライアーズ」 アメリカでは、『トワイライト』シリーズの(原作小説、映画版双方の)大ヒット以降、YA(ヤングアダルト)小説とその映像化が盛んになっています。確か、本…

TVを消して本を読め!第三十一回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第31回 新米女スパイが正義を求めて奮闘する「コバート・アフェア」 アメリカではこの春、とうとう「チャック」が第5シーズンで終了してしまい、筆者はちょっと寂しい思いをしています。あのゆるーいおたくな感じが好きだったのになあ。 もっとも、スパイも…

TVを消して本を読め!第三十回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第30回 スピンオフのおもしろさと難しさ 唐突ですが、皆さんはテレビドラマの「スピンオフ」という言葉をご存じでしょうか? これって、あるテレビドラマの姉妹編として、その設定(場合によっては登場人物の何人か)を引き継いで作られた別のドラマのことを…

TVを消して本を読め!第二十九回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第29回 こんなにゆるくていいのかというくらい、ゆる〜〜いコメディ『サイク/名探偵はサイキック?』 あっという間に今年も杉花粉の季節がやってきました。重度の花粉症である私は、すでに毎日薬を飲まないと日常生活が営めない感じになってきております。…

TVを消して本を読め!第二十八回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第28回 ニューヨークを舞台に警察一家の活躍を描いた『ブルーブラッド〜NYPD家族の絆〜』 新年そうそう、きりきり舞いしている堺です。つか、あっというまに1月も終わっちゃったし! バレンタインデーも過ぎちゃったし!! つか、言ってるうちにホワイトデ…

TVを消して本を読め!第二十七回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第27回 弁護士ドラマは強し。なんとグリシャムの『法律事務所』がテレビドラマ化 えー、今までこの連載では(少数の例外を除いて)基本的には「すでに観た作品」について紹介していたんですが、今回は自らに課した禁を破って、今月の8日にアメリカで放送が…

TVを消して本を読め!第二十六回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第26回 イギリスのドラマならではの暗くて危ない展開が魅力の『刑事ジョン・ルーサー』 今年もついに12月になってしまいました。1年間なんてあっというまですな〜。来年こそはもうちょっといろいろがんばろ(ダイエットとかね)。 さて、今回ご紹介するのは…

TVを消して本を読め!第二十五回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第25回 またも主役が交代した『CSI』の人気は? てか、3シリーズ計6人の主人公のうち、誰が一番好き? ども、kindleにたまってる原書を読むのに手一杯で、全然和書が読めないでいる堺です。というか、新しいkindleがあまりに軽くて小さいので、ついつい…

TVを消して本を読め!第二十四回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第24回 戦う女性弁護士の姿をシリアスに描く『グッド・ワイフ』 アメリカでは先月の原稿で書いたように秋の新シーズンが始まったところですが、さっそく打ち切り第一号のドラマが出てしまいました。といっても、ミステリでもSFでもないんですけどね。 六〇…

TVを消して本を読め!第二十三回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第23回 秋の新シーズンスタート。来夏まで生き残れる新番組はどれだ?! 9月です。アメリカは毎度お馴染み新シーズンの始まりであります。 というわけで、今回はアメリカTVドラマの9月新番の中から、ミステリ系のものをドドーンとご紹介しちゃいますよ〜…

TVを消して本を読め!第二十二回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第22回 3人のクルト・ヴァランダーと4人のマルティン・ベック 『ミレニアム』三部作のスティーグ・ラーソン(お亡くなりになったのが残念)、『催眠』『契約』のラーシュ・ケプレル、『悪童』などのエリカ&パトリック事件簿シリーズのカミラ・レックバリ…

TVを消して本を読め!第二十一回(執筆者・堺三保/挿絵・水玉螢之丞)

第21回「女スパイのハードアクション『NIKITA/ニキータ』、なんと3度目のリメイク!」 なんか、こないだもスパイものを取り上げたような気がしますが、今回もスパイものです。てか、やっぱ、スパイものは今、また何度目かのブームが来ようとしているのかも…