【再掲】第3回徳島読書会開催!

みなさま、こんにちは。 第2回から早いもので約半年、ようやく第3回徳島読書会をご案内できる運びとなりました。課題書はロード・ダンセイニの『二壜の調味料』です。二壜の調味料 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: ロードダンセイニ,小林晋出版社/メーカー:…

【再掲】第3回弘前読書会開催!

※今回の懇親会はちょっと趣向を凝らしておりますので受付終了を早めの設定にしてありますが、6/5までにお申し込み頂ければまだ間に合いますので、ぜひご連絡ください。(6月1日追記) ※6月2日(金)で受付を終了します。ご興味のあるかたはお早めにお申…

通訳・翻訳ジャーナルとミステリマガジンで翻訳ミステリー大賞が紹介されました!

通訳翻訳ジャーナル 2017年7月号出版社/メーカー: イカロス出版発売日: 2017/05/20メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る 「通訳翻訳ジャーナル」誌の2017年7号(イカロス出版)に、去る4月22日に開催された「第八回翻訳ミステリー大賞・授賞式…

第38回『ジャッカルの日』(執筆者:畠山志津佳・加藤篁)

――大統領暗殺計画! 暗殺者VS警察 緊迫の攻防 全国20カ所以上で開催されている翻訳ミステリー読書会。その主だったメンバーのなかでも特にミステリーの知識が浅い2人が、杉江松恋著『読み出したら止まらない! 海外ミステリー マストリード100』をテキストに…

第34回 中国ミステリ界で活躍する人々(後篇)(執筆者・阿井幸作)

●第34回 中国ミステリ界で活躍する人々(前篇)はこちら ■中国ミステリ・ラインナップ それでは、中国大陸にはどのような作品があるのでしょうか。これまで、私自身もこのコラムで中国ミステリを幾度も取り上げて来ましたが、今回は張舟氏に2000年以降に出版さ…

第38回”33”の回転と復讐は――『メソッド15/33』(執筆者・佐竹裕)

先日、なんと55周年を迎えたという銀座の老舗バーでユニークなイベントが催された。数多のCM曲やドラマの主題歌、もしくは往年の人気TVドラマ「寺内貫太郎一家」(向田邦子原作)の頑固親父役でおなじみの作曲家・小林亜星さんが、手回しの蓄音機で昔懐…

最新海外ミステリーニュース20170522(執筆者・木村二郎)

2017 CWA DAGGER AWARD LONGLISTS (CWA賞ロングリスト発表) On March 19 at Crimefest Bristol, The Crime Writers Association of Britain (CWA) announced the longlists for the 2017 CWA Dagger Awards. as follows: The CWA Gold Dagger: The Beau…

NY Timesベストセラー速報20170528(執筆者・中谷友紀子)

アメリカのベストセラー・ランキング 5月28日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. INTO THE WATER Up Paula Hawkins ポーラ・ホーキンズInto the Water: The Sunday Times Bestseller作者: Paula Hawkins出版社/メーカー: Doubled…

第31回(シンジケート後援第14回)せんだい探偵小説お茶会レポート(執筆者:蒔野正徳)

3月18日にせんだい探偵小説お茶会にて、第31回の読書会を開催いたしました。 今回の課題図書はパーシヴァル・ワイルド『検死審問』。 既に絶版になっていることを知らずに告知を出してしまった世話人……。 周りから指摘されて初めて既に絶版であることを知り…

名古屋読書会第20回記念「そして誰も日間賀島合宿」開催!

受付はすべて終了いたしました。(6月7日追記) おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちを希望される方は nagomys@gmail.com までご連絡ください。宿は貸切なので部屋割り次第で増加の可能性あり。参加希望の方はあきらめずにどうぞ!(5月23日追…

最新海外ミステリーニュース20170519(執筆者・木村二郎)

2017 Anthony Award Nominees Announced (アンソニー賞候補作発表) Bouchercon 2017 has announced the nominees for the 2017 Anthony Awards as follows: Best Novel You Will Know Me - Megan Abbott [Little, Brown] Where It Hurts - Reed Farrel Col…

【再掲】第5回浜松読書会開催!

1月末に開催予定だったのに世話人都合で延期になった浜松読書会リベンジ告知でございます。 大河ドラマ「おんな城主直虎」が始まり、盛り上がりを見せる浜松で今度こそやりますよ! ウナギ読書会!! もとい、ヨハン・テオリン:著、三角和代:訳『冬の灯台が…

第34回 中国ミステリ界で活躍する人々(前篇)(執筆者・阿井幸作)

「あなたの常識は世間の非常識」という言葉がありますが、海外で長く生活していると他国の文化や環境に慣れてしまい、帰国しても母国に馴染めず世間ズレを起こしてしまうことがよくあるらしいです。 しかし、北京在住者として私は最近、自分たち北京在住者が…

第八十四回は文学刑事サーズデイ・ネクスト・シリーズの巻(その4)(執筆者・片山奈緒美)

文学刑事サーズデイ・ネクスト・シリーズを紹介する企画もいよいよ最終回。シリーズ7作目の The Woman Who Died A Lot (2012)の世界をご一緒に覗き見しましょう。 The Woman Who Died a Lot: Thursday Next Book 7 (English Edition)作者: Jasper Fforde出版…

書評七福神の四月度ベスト発表!

書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 今月も書評七福神がやってまいりました。五月晴れ、というのでしょうか、本日私は徒歩で箱根山を越えております。えっちらおっちら。 例によって宣伝ですが、本のサイトbookaholi…

NY Timesベストセラー速報20170521(執筆者・青木創)

アメリカのベストセラー・ランキング 5月21日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. 16TH SEDUCTION New! James Patterson and Maxine Paetro ジェイムズ・パタースン、マクシーン・ペトロ16th Seduction: (Women’s Murder Club 16)…

第14回千葉読書会のご案内

おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちを希望される方は、下記の千葉読書会専用アカウントまでご連絡ください。(5月25日追記) 先日、ニュースを見ていてふとこの本のことを思いだし、「そういえば、これは過去の話ってだけじゃない……仮にいま国外…

【再掲】第21回福岡読書会のご案内

おかげさまで満席となりました。キャンセルが出ましたら、あらためてお知らせいたします。(5月12日追記) 第21回となります福岡読書会、課題書はすでにお知らせしているとおり、『生か、死か』(マイケル・ロボサム著/越前敏弥訳 ハヤカワ・ポケット・ミ…

ロバート・クレイス『約束』(執筆者・高橋恭美子)

約束 (創元推理文庫)作者: ロバート・クレイス,高橋恭美子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2017/05/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る “人生の艱難辛苦から逃れる道は2つある。音楽と猫だ”と言ったのはシュヴァイツァー博士。けだし名…

第五回 出版社対抗イチオシ本バトル・レポート(執筆者:東京創元社・宮澤正之)

第八回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンションのイベントとしておこなわれた第五回「出版社対抗イチオシ本バトル」。きょうはその模様を東京創元社の宮澤正之氏による参戦記でお伝えいたします。 当日、参加者の方に配布しました「イチオシ本」の宣伝リー…

NY Timesベストセラー速報20170514(執筆者・国弘喜美代)

アメリカのベストセラー・ランキング 5月14日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. GOLDEN PREY New! John Sandford ジョン・サンドフォードGolden Prey (A Prey Novel Book 27) (English Edition)作者: John Sandford出版社/メー…

第3回徳島読書会開催!

みなさま、こんにちは。 第2回から早いもので約半年、ようやく第3回徳島読書会をご案内できる運びとなりました。課題書はロード・ダンセイニの『二壜の調味料』です。二壜の調味料 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: ロードダンセイニ,小林晋出版社/メーカー:…

第18回札幌読書会レポート

3/18に行われた札幌読書会のレポートをお届けします。 課題書はクリストファー・プリーストの『奇術師』でした。〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)作者: クリストファー・プリースト,古沢嘉通出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/02/10…

第28回:凝りに凝った構成とコンパクトさが売り(執筆者・上條ひろみ)

みなさま、こんにちは。 第八回翻訳ミステリー大賞はジョー・ネスボの『その雪と血を』に決まりましたね。しかも読者賞とのダブル受賞! 関係者のみなさま、おめでとうございます。われわれ翻訳者が、そして翻訳ミステリー読者が自信を持っておすすめするこ…

第八回翻訳ミステリー大賞投票者コメントのご紹介(後篇)

第八回翻訳ミステリー大賞 投票者コメントのご紹介・前篇につづいて、第八回翻訳ミステリー大賞の本投票に添えられた翻訳者のみなさまのコメントの一部をご紹介します。 前篇同様、掲載にあたって編集した箇所がありますこと、ご了承ください。作品は得票数…

第八回翻訳ミステリー大賞投票者コメントのご紹介(前篇)

第八回翻訳ミステリー大賞の本投票には、多くの翻訳者のみなさまから投票をいただきました。投票総数は59名。ここであらためて、そのおひとりおひとりに御礼を申し上げます。 4月23日掲載の【速報】第八回翻訳ミステリー大賞決定!に引き続き、本日は投票に…

第30回『13の被告』他(執筆者・瀬名秀明)

【写真1】 Les 13 coupables, Fayard, 1932/8(1929-1930冬執筆)[原題:13の有罪]連作短編集、13編 フロジェ判事【写真1の左】 Georges Sim, «Détective» 1930/3/13号-6/19号(nOS 72 - 86) それぞれ事件編の2号後に解決編が掲載された 『猶太人ジリウ…

最新海外ミステリーニュース20170501(執筆者・木村二郎)

Agatha Award Winners Announced (アガサ賞受賞作発表) Malice Domestic has announced the winners for the 2017 Agatha Awards as follows: Best Contemporary Novel: A GREAT RECKONING, by Louise Penny (Minotaur)A Great Reckoning (Chief Inspector…

NY Timesベストセラー速報20170507(執筆者・満園真木)

アメリカのベストセラー・ランキング 5月7日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. THE FIX New! David Baldacci デイヴィッド・バルダッチThe Fix (Amos Decker series Book 3) (English Edition)作者: David Baldacci出版社/メー…

第7回南東京読書会のご案内

おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちを希望される方は minamitokyo.dokusho@gmail.com までご連絡ください。(5月5日追記) ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫NV)作者: ジョンル・カレ,John le Carr´e,村上博基…