2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧
第2回 『リヴァトン館』をめぐるあれこれ 前回からの流れとしてたぶんおわかりでしたでしょうけれど、今回はきのうの第2回千葉読書会のレポートをお送りいたします。 会場は和室でした。洋館の話なのに和室。 そして今回はお客さまがありました。千葉読書…
昨年の「秋の読書探偵」につづき、今年は第1回と同じく、夏休みを利用した「真夏の読書探偵」作文コンクールを開催します。 正式な告知は7月20日ごろになりますが、要領は昨年とほぼ同じです。翻訳書読者の「予備軍」を育てるために、少しでも翻訳書や海外…
〈お茶と探偵11〉ミントの香りは危険がいっぱい/The Teaberry Stranger ローラ・チャイルズ (Laura Childs)/東野さやか訳 ISBN: 978-4-270-10414-9 定価:945円(税込)/刊行日:2012/06/08ミントの香りは危険がいっぱい お茶と探偵11 (RHブックス・プラ…
第7回 関西翻訳ミステリー読書会主催(翻訳ミステリー大賞シンジケート後援) エイヴリー・エイムズ『名探偵のキッシュをひとつ』読書会 札幌さんも加わり、各地の読書会がますますにぎわってきました。 大阪もがんばらなあかん! ということで、7月1日の…
2012 Dagger Award Winners (first half) On July 5 in London, the Crime Writers' Association of Britain (CWA) announced the winners of the following six categories of the 2012 Dagger Awards: CWA Ellis Peters Historical Dagger: Icelight, by A…
追記(2016-01-25) 以下の記事は 2012年7月6日に掲載したものです。記事で触れられている『キャロル』は、その後2015年12月に本記事の筆者、柿沼瑛子さんの翻訳で河出文庫より邦訳が刊行されました。 同翻訳書の刊行と前後して、2015年12月8日には柿沼瑛…
パトリシア・コーンウェルは、当初「検屍官」シリーズを10作で完結させる予定だったという。第9作『業火』があの「重要人物」がシリーズから一旦退場するお話(でも『黒蠅』で仰天動地の大復活!)なので、確かに10作で終了というのは、切りが良いっちゃあ良い…
六月は、新入社員が会社を辞めたくなる時期と言われている。入社して三ヶ月が経ち、最初に行き詰まりを感じるからだという。先輩の側としても、新人への評価が決まる時期かもしれない。皆様の職場の新人さんたちの様子はいかがですか? 扱いづらい新人、とい…
迷宮の淵から/ A Darker Domain ヴァル・マクダーミド Val McDermid/横山啓明訳 定価:1,100円(税込)/発売年月日:2012年6月26日 ISBN:978-4-08-760645-4迷宮の淵から (集英社文庫)作者: ヴァル・マクダーミド,横山啓明出版社/メーカー: 集英社発売日:…
第32回 アメリカのコギャルってコワい、とつくづく思わされる「プリティ・リトル・ライアーズ」 アメリカでは、『トワイライト』シリーズの(原作小説、映画版双方の)大ヒット以降、YA(ヤングアダルト)小説とその映像化が盛んになっています。確か、本…
第1回 まずはご挨拶かたがた 翻訳者エッセイ、内容は自由、というからにはやはり仕事のことを書くべきでしょうか。 たまに異業種の宴席などに顔を出すと、当然「仕事は何を?」のような話になり、翻訳をしていると答えると「え、翻訳家? 珍しいよね」とか…
《配布用のチラシを作成しました。記事の最後にあります。ダウンロードしてお使いください》 各地で盛り上がっている翻訳ミステリー読書会。東京から始まって、大阪、福岡、横浜、名古屋、福島、千葉・・・・そろそろ貴方も思ったはずです。 「なして北海道…