2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

この翻訳がすごい*個人の感想です(1)(執筆者・加賀山卓朗)

今月は、私の好きな翻訳文をいろいろ紹介しながら、感想を述べたいと思います。自分の訳文についてコメントするのはこっぱずかしいけれど、人様のかっこいい文章ならいくらでも引用できる気がするので。 ではさっそく。 ひと口にいえば、人はだれでも、単に…

2011年1月度カンパご報告

以下の方よりカンパをちょうだいしました。 心よりお礼申し上げます。 ミツハシアキラさま 資金カンパにつきましては、こちらをご覧ください。 翻訳ミステリー大賞シンジケート事務局

最新海外ミステリーニュース20110206(執筆者・木村二郎)

◆リンゼイ・デイヴィスがCWA ダイアモンド・ダガーを受賞 The Crime Writers' Association of Britain (CWA) has announced that historical crime novelist Lindsey Davis is to receive the 2011 CWA Cartier Diamond Dagger for "outstanding achievement…

最新海外ミステリーニュース20110205(執筆者・木村二郎)

2011 Left Coast Crime Award Nominees Announced The nominations for four mystery awards to be given out at this year's Left Coast Crime (aka "The Big Chile") have been announced for books published in 2010. ●Lefty Award (for best humorous m…

3都市連読開催・読書会レポート(執筆者・越前敏弥)

去る1月25日から28日にかけて、当サイトの主催する読書会が連続開催されました。各地で参加してくださったかたがた、告知に協力してくださったみなさん、ありがとうございました。 簡単ではありますが、それらの模様を紹介します。 その前にまず、課題書の…

翻訳ミステリー長屋かわら版・第7号

今回は通常の形にもどり、それぞれの翻訳者の近況報告です。こんなお題で、というご要望がありましたら、事務局宛にメールまたはツイッターでお知らせください。 田口俊樹 エジプトが大揺れしてます。 アメリカもなんかあたふたしてる感じですよね。クリント…

第七回 『探偵のG』

ふう、ようやく『G』まで辿り着いたぞ……。この企画を始めて、すでにシリーズを読んでいる方々に「どこら辺から面白くなるんですか?」と質問したところ、一番多く返ってきた答えがこの『G』である。というわけで、この作品だけ頁をめくる前から期待のハー…

ヴィレッジ・ブックス1月の新刊●1/20発売

流刑の街/DEVILS IN EXILE (2010) チャック・ホーガン(Chuck Hogan)/加賀山卓朗訳 定価903円(税込)/2011年1月20日発売/ISBN978-4-86332-303-2流刑の街 (ヴィレッジブックス)作者: チャックホーガン,Chuck Hogan,加賀山卓朗出版社/メーカー: ヴィレッ…

第三の刺客:クレオ・コイル(その1)

なんだか前回の記事でコージー番長に私の恋愛観を心配されてしまい、「恋愛に疎い人間ってロマンスのことを言及するのに最も不適切な人間なのではないだろうか。鬼門だなあ。」などと自分でボヤいていたことが現実のものとなりましたが、えー……えーとですね…

候補じゃないけどこれも読め! 第4回『時の地図』(執筆者・黒原敏行)

時の地図 上 (ハヤカワ文庫 NV ハ 30-1)作者: フェリクス J.パルマ,宮崎真紀出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/10/08メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 73回この商品を含むブログ (59件) を見る時の地図 下 (ハヤカワ文庫 NV ハ 30-2)作者: フェリクス…

第二回翻訳ミステリー大賞二次投票要項・授賞式のご案内

第二回翻訳ミステリー大賞二次投票要項 2010年12月8日に発表された第二回翻訳ミステリー大賞の最終候補5作を対象とした二次投票のご案内です。 最終候補5作は以下のとおりです(作品名あいうえお順)。 『音もなく少女は』ボストン・テラン(文春文庫) …