2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧
少年は残酷な弓を射る 上作者: ライオネル・シュライヴァー,光野多惠子,真喜志順子,堤理華出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2012/06/24メディア: ペーパーバック クリック: 23回この商品を含むブログ (18件) を見る少年は残酷な弓を射る 下作者: ラ…
(1)深夜の怪異 表題については……ただの冗談です。読み流してください。 でもよく考えると、案外、今のわたしを的確にあらわしているかもしれないぞ。というのも周知のとおり、わたしは毎回その場しのぎの仕事をしている似非翻訳家だし、そのせいで目下、…
大穴 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-2))作者: ディック・フランシス,菊池光出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1976/04/20メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (22件) を見る『緊張』。 二文字のタイトルをつけるならまさしくこん…
【8/28追記】 おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちをご希望のかたは ykhma.rg@gmail.com にご連絡ください。 厳しい暑さが続いておりますが、みなさまの読書ははかどっておりますでしょうか。 この夏も全国各地で盛り上がった翻訳ミステリー読書会…
以下の方からカンパをちょうだいしました。 心よりお礼申し上げます。 匿名希望者さま 資金カンパにつきましては、こちらをごらんください。 翻訳ミステリー大賞シンジケート事務局
田口俊樹 先日、拙宅から最寄駅まで歩いていたときのこと。 二、三歳の男の子が道の真ん中に坐り込んで駄々をこねていました。昼間の暑いさかりで、もう歩くのが嫌になっちゃったんですね。お母さんに抱っこをせがんでいます。 お母さんのほうはなんとか歩か…
1930年代の精神病院が舞台の推理小説と聞いて、最初はいったいどんなおどろおどろしい話なんだろうと思っていたのである。何せ、精神医学史をちょっとかじった者からすると、20世紀前半といえば精神医療の暗黒時代である。今の精神科医がふだん使ってるよう…
みなさんこんにちは。このサイトで「冒険小説にはラムネがよく似合う」を連載しております、東京創元社編集部のSです。今回は編集部を代表して、8月1日から小社公式サイトに設置した「翻訳ミステリ13の扉」をご紹介いたします。 ■翻訳ミステリ13の扉 http://…
鷲たちの盟約(上下) Amerikan Eagle (2011) アラン・グレン Alan Glenn /佐々田雅子訳 定価746円(上下各税込)/刊行日 2012/08/01 上:ISBN:9784102181317 下:ISBN:9784102181324 鷲たちの盟約〈上〉 (新潮文庫)作者: アラングレン,Alan Glenn,佐々田雅…
7月31日、東京都内でトークイベント「2012年夏休み・翻訳ミステリー・ブックガイド酒場」が開かれました。いつもと違って長い休みをとれる時期、バカンスの旅先などで読みたい本を30冊、厳選してリストにしてみました。 選者は書評七福神でもおなじみ川出正…