【速報】２／７福神（川出正樹・杉江松恋）が選ぶ2016年度の翻訳ミステリー・ベスト10

（撮影：事務局）
　　
　11月23日に都内・HIGH VOLTAGE CAFEにて、当サイトで書評七福神として活動する川出正樹・杉江松恋が、議論の上で2016年度の翻訳ミステリー・ベスト10を選ぶトークイベントが行われました。
　栄えある10作（＋次点１、別格１）に選ばれたのは以下の作品です。
　

第1位：『彼女が家に帰るまで』ローリー・ロイ／田口俊樹・不二淑子訳
集英社文庫

彼女が家に帰るまで (集英社文庫)

第2位：『熊と踊れ』アンデシュ・ルースルンド＆ステファン・トゥンベリ／ヘレンハルメ美穂・羽根由訳
ハヤカワ・ミステリ文庫

熊と踊れ(上)(ハヤカワ・ミステリ文庫)

熊と踊れ(下)(ハヤカワ・ミステリ文庫)

第3位：『アイアマンガー三部作１　堆塵館』エドワード・ケアリー／古屋美登里訳
東京創元社

堆塵館 (アイアマンガー三部作1) (アイアマンガー三部作 1)

第4位：『その雪と血を』ジョー・ネスボ／鈴木恵訳
ハヤカワ・ミステリ

その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ) (ハヤカワ・ミステリ 1912)

第5位：『マトリョーシカと消えた死体　探偵ブロディの事件ファイル』ケイト・アトキンソン／青木純子訳
東京創元社

マトリョーシカと消えた死体 (探偵ブロディの事件ファイル)

第6位：『夜、僕らは輪になって歩く』ダニエル・アラルコン／藤井光訳
新潮クレスト・ブックス

夜、僕らは輪になって歩く (新潮クレスト・ブックス)

第7位：『ガール・セヴン』ハンナ・ジェイミスン／高山真由美訳
文春文庫

ガール・セヴン (文春文庫)

第8位：『世界の終わりの七日間』ベン・Ｈ・ウィンタース／上野元美訳
ハヤカワ・ミステリ

世界の終わりの七日間 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

第9位：『拾った女』チャールズ・ウィルフォード／浜野アキオ訳
扶桑社ミステリー

拾った女 (扶桑社文庫)

第10位：『12人の蒐集家／ティーカップ』ゾラン・ジヴコヴィッチ／山田順子訳
東京創元社

12人の蒐集家/ティーショップ (海外文学セレクション)

次点：『ヴェサリウスの秘密』ジョルディ・ヨブレギャット／宮崎真紀訳
集英社文庫

ヴェサリウスの秘密 (集英社文庫)

別格：『図書館大戦争』ミハイル・エリザーロフ／北川和美訳
河出書房新社

図書館大戦争

なお、それぞれの作品についての選評や選考過程の模様などは、後日書評サイト「bookaholic」に掲載されます。
（文責・杉江）

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