【特報】授賞式特別ゲストにヨハン・テオリン氏来日決定!

 

特 報!


 
 来たる4月2日(土)スウェーデン大使館にて開催予定の第七回翻訳ミステリー大賞の授賞式にあわせて、同国を代表する作家であり、代表作〈エーランド島四部作〉によりわが国でも多くの愛読者を獲得しておりますヨハン・テオリン氏が駐日スウェーデン王国大使館の招聘により来日することが決定いたしました!
 
 当日は大賞の開票式・授賞式に先立ちまして、ヨハン・テオリン氏による記念講演をおこないます。またサイン会も予定しております。北欧ミステリー隆盛の立て役者のひとりであるテオリン氏の創作の秘密を、作者その人から直接うかがえるまたとないチャンスです。
 
 おりしも3月上旬にはハヤカワ・ミステリより、ファン待望の〈エーランド島四部作〉の掉尾を飾る『夏に凍える舟』の刊行も予定されています。遠く離れたスウェーデンの美しくも苛烈な大自然を背景につむがれるゆたかな物語。まだお読みでない方は、これを機会にお手にとってはいかがでしょうか。
  

■ヨハン・テオリン略歴■

 1963年スウェーデンヨーテボリ生まれのジャーナリスト、作家。
 2007年に〈エーランド島四部作〉の第一巻にあたる『黄昏に眠る秋』(ハヤカワ文庫)でデビュー。同書はスウェーデン推理作家アカデミー賞最優秀新人賞、英国推理作家協会賞ニュー・ブラッド・ダガー賞(最優秀新人賞)を受賞し、世界20カ国以上で刊行されるベストセラーとなった。
 2008年に発表した長篇第二作である『冬の灯台が語るとき』(ハヤカワ・ミステリ)は、英国推理作家協会賞インターナショナル・ダガー賞、スウェーデン推理作家アカデミー賞最優秀長篇賞、北欧五カ国からその年度もっとも優れたミステリに与えられる「ガラスの鍵」賞の三冠に輝いた。
 2010年に長篇第三作『赤く微笑む春』(ハヤカワ・ミステリ)を発表。単発長篇と短篇集の発表を経て、2013年に『夏に凍える舟』(ハヤカワ・ミステリ)を発表。巧緻なプロットと胸を打つ抒情性をあわせもつ人気作家である。
  

■作品一覧■(* =〈エーランド島四部作〉)

『黄昏に眠る秋』*Skumtimmen (2007年)三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ文庫
『冬の灯台が語るとき』*Nattfåk (2008年)三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ
『赤く微笑む春』Blodläge (2010年)三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ
Sankta Psyko (2011)長篇・未訳
På stort alvar (2012)短篇集・未訳
『夏に凍える舟』*Rörgast (2013年)三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ
 
公式サイト http://www.johantheorin.com/
公式サイト(英語版) http://www.johantheorin.co.uk/index.asp
 

黄昏に眠る秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

黄昏に眠る秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

冬の灯台が語るとき (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

冬の灯台が語るとき (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

赤く微笑む春 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

赤く微笑む春 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

夏に凍える舟 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

夏に凍える舟 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

 
■ヨハン・テオリン『冬の灯台が語るとき』を語る

 

■第六回翻訳ミステリー大賞授賞式開催要項■

 

  • 本会の終了後に会場付近にて懇親会を予定しております。
  • 詳細な参加方法などは近日中に当サイトにて発表いたします。それまでいましばらくお待ち下さい。

 

  

【お願い】
 翻訳ミステリー大賞の授賞式に関係するお問い合わせは、当サイト事務局にお願いいたします。
 直接スウェーデン大使館に質問することはご遠慮ください。
 
●第七回大賞最終候補作

偽りの楽園(上) (新潮文庫)

偽りの楽園(上) (新潮文庫)

偽りの楽園(下) (新潮文庫)

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悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)

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悲しみのイレーヌ (文春文庫)

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ゲルマニア (集英社文庫)

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声

声 エーレンデュル捜査官シリーズ

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もう過去はいらない (創元推理文庫)

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