武田ランダムハウスジャパン&小学館 7月の新刊

 
スリー・パインズ村と警部の苦い夏(ガマシュ警部シリーズ)A Rule Against Murder
 ルイーズ・ペニー Louise Penny /長野きよみ訳
 定価:998円(税込)/刊行日:2012/07/10
 ISBN:978-4-270-10418-7

スリー・パインズ村と警部の苦い夏 (RHブックス・プラス)

スリー・パインズ村と警部の苦い夏 (RHブックス・プラス)

 
父の銅像に殺された娘?
ケベックが誇るガマシュ警部が休暇中に遭遇した奇妙な事件。
美しい湖畔のロッジの静寂を乱す確かな殺意の持ち主は――
アガサ賞最優秀長編賞4年連続受賞! CWA賞最優秀処女長編賞、アンソニー賞・バリー賞最優秀長編賞ほか、数多のミステリ賞に輝いた人気シリーズ。
 
夏の休暇で美しい湖畔のロッジを訪れたガマシュ警部。
妻と静かに過ごすはずが、奇妙な事件に遭遇してしまった。
嵐の夜、宿泊中の一家の長女が、ロッジの庭にある父親の銅像に潰されて命を落としたのだ。
事故か殺人かもつかめぬまま、ガマシュは休暇返上で捜査を始める。
しかし、一家は謎だらけなうえ、スリー・パインズ村のあの住人までいて……。
殺人なら誰がどうやってあの重い銅像を?
名警部が見出した真相とは――!?
有名賞常連の傑作シリーズ第4弾。
 
 
マーチ家の父〈もうひとつの若草物語March
 ジェラルディン・ブルックス Geraldine Brooks/高山真由美訳
 定価:987円(税込)/刊行日:2012/07/10
 ISBN:978-4-270-10417-0
マーチ家の父 もうひとつの若草物語 (RHブックス・プラス)

マーチ家の父 もうひとつの若草物語 (RHブックス・プラス)

 
翻訳ミステリー大賞受賞作『古書の来歴』の著者が、世界中で愛される家庭小説の不朽の名作を下敷きに、豊かな想像力と緻密な取材、巧みなストーリーテリングで描き上げた、ピューリッツァー賞受賞作
 
北軍の従軍牧師として出征したマーチは、過酷な戦闘の合間に立ち寄ったヴァージニア州のとある農園を見て、以前ここに来たことがあるのに気づいた。
20年前の春、若き行商人として逗留したことがあり、それは美しく気高い奴隷女性グレイスとの出会いであり、また人種差別の残酷さを目の当たりにした時でもあった……
四姉妹と妻を残して旅立ったマーチ家の父親は、南北戦争のさなかに何を見て、何をし、何を思い出していたのか?
現代アメリ歴史小説の比類ない傑作。
 
スリー・パインズ村の不思議な事件 (ランダムハウス講談社文庫)

スリー・パインズ村の不思議な事件 (ランダムハウス講談社文庫)

スリー・パインズ村の無慈悲な春 (RHブックス・プラス)

スリー・パインズ村の無慈悲な春 (RHブックス・プラス)

灰色の季節をこえて

灰色の季節をこえて

古書の来歴 (上巻) (RHブックス・プラス)

古書の来歴 (上巻) (RHブックス・プラス)

古書の来歴 (下巻) (RHブックス・プラス)

古書の来歴 (下巻) (RHブックス・プラス)



 
ダークサイド Darkside (2011)
 ベリンダ・バウアー(Belinda Bauer)著/杉本葉子訳
 定価: 930円(税込)/発売日 2012/07/06
 ISBNコード: 9784094086256

ダークサイド (小学館文庫)

ダークサイド (小学館文庫)

 
ゴールド・ダガー賞作家、受賞後第一作!

 ロンドンから遥か西へ三百キロ、エクスムーア国立公園内に位置する寒村シップコットで、寝たきりの老女が殺害された。
 村で唯一の巡査ジョーナスは、州都から来た刑事の指揮下、犯人を追う。迷走する捜査のなか、「それでも警察か?」という挑発的なメモを彼は受取る。近くであざ笑うかのような犯人の影に怯えるも、手がかりのないまま、さらなる殺人事件が起きる。
 そして最愛の妻にも魔の手が伸びた時、ついにジョーナスは驚愕の真犯人を捉えた。
 デビュー作『ブラックランズ』小学館文庫)でゴールド・ダガー賞受賞し、クライムノベルの超新星となったベリンダ・バウアー、待望の第2作。
 
●ベリンダ・バウアー公式サイトhttp://www.belindabauer.co.uk/index.php
 

ブラックランズ (小学館文庫)

ブラックランズ (小学館文庫)