第13回東東京読書会のご案内

おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちを希望される方は ht.dokusho@gmail.com までご連絡ください。(8月17日追記)
 
 みなさま、こんにちは!
 早速ですが、第13回東東京読書会の詳細が決まりましたので、お知らせします。
 

日時:9月3日(土)午後2時30分〜5時
場所:日比谷の会議室
課題書:D・M・ディヴァイン『跡形なく沈む』中村有希訳・創元推理文庫
定員:18名(先着順)
参加費:一般500円、学生無料(飲み物等はつきません)

 

跡形なく沈む (創元推理文庫)

跡形なく沈む (創元推理文庫)

 
〈課題書裏表紙の紹介文〉

憎き母が死んだ。何一つ秘密を漏らさないまま――。父を知らずに育ったルース・ケラウェイは母の遺品から手掛かりを得て小都市シルブリッジへ渡った。父親を捜す傍ら、なぜか数年前の協議会議員選挙の不正も探ろうとするルースの不可解な行動は、人々の不安を煽り、ついに殺人事件まで発生する。複雑な人間関係を操り、鮮やかなフーダニットを演出する円熟期の傑作。本邦初訳。

 
 ディヴァインといえば本格ミステリベスト10の常連。昨年も『そして医師も死す』(山田蘭訳・創元推理文庫)が堂々1位に輝いています。今回は、ファンの方もディヴァインや本格作品をあまり読んだことがない方もディスカッションしやすそうな作品ということで課題書を選びました。
 ディヴァインの作品は謎解きに加えて、人間ドラマを楽しめるところが大きな魅力です。課題書の解説に佐々木敦氏は“誰もが秘密を抱えており、誰かが秘密を知っている。(中略)そんなごくありふれた、だが時としてきわめて残酷でもある真理を投影することで、ディヴァインは一言でいうと「人間を描いて」いる”と書いていらっしゃいます。
 ディヴァインは新人コンテストでアガサ・クリスティから高評価を得た作家でもあり、クリスティがお好きな方とは相性がよいかと思います。
 ディヴァイン・ファンの方も、初めて読むという方も、ぜひふるってご参加くださいませ!
 
 なお、今回の申し込み受け付けは8月3日(水)午後8時より開始といたします。
 
 また、二次会の人数を事前に確定する必要がありますので、申し込み時に二次会の出欠もご明記ください。
 
*二次会:5時半ごろから別会費(4,000円前後)にて予定しております。
 
【お申込み方法】
東東京読書会専用アカウント ht.dokusho@gmail.com に、
件名を「東東京読書会 9/3」としたうえ、
下記のフォームをコピー&ペーストしてお申し込み下さい。
ハンドルネームでのお申し込みはご遠慮ください。
 
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お名前:
ご連絡先電話番号:
区分(該当するほうを残してください):一般/学生
二次会への参加(該当するほうを残してください):希望する/希望しない
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【受付期間】
先着順で受け付け、定員に達した段階で締め切らせていただきます。
 
東東京読書会世話人 青木悦子(ツイッターアカウント @hoodusagi)、東京創元社S(ツイッターアカウント @little_hs)、島村浩子(ツイッターアカウント @rhiroko
 
後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート
 

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