翻訳ミステリーお料理の会、第4回調理実習のお知らせ



追記(2015-05-04)

 おかげさまで満席となりましたので募集を締め切ります。キャンセル待ちを希望される方は mys.cooking@gmail.com までご連絡ください。



こんにちは。しばらくご無沙汰していた翻訳ミステリーお料理の会ですが、春の訪れとともに冬眠から覚めて活動を開始しました。第4回調理実習のご案内です。


検屍官 (講談社文庫)

検屍官 (講談社文庫)


「何もかもうまくいかないとき、私は料理をする」と言ったのは、検屍官のケイ・スカーペッタ。作者のパトリシア・コーンウェルは『検屍官』シリーズに登場させたお料理のレシピ本を出してしまうほどの料理好き&料理上手としても知られています。調理実習部としてはこれを見逃すわけにはまいりません。はい、第4回はスカーペッタのピッツアをつくります。シリーズ一作目の検屍官に登場する〈ピーマンとマッシュルームとたまねぎのイタリアンソーセージ・ピッツア〉です。生地からこねるのはもちろんのこと、トッピングのイタリアン・ソーセージーも、今回はなんと自家製です。生地を発酵させるあいだに、日本ではまだちょっとめずらしいワイルドライスのサラダもこしらえます。こちらは『真犯人』でケイの姪っ子のルーシーが作ったものを参考に。なんとも欲張りな計画に思えますが……実はどちらも案外と手軽にできてしまうのです。お料理初心者の方も、どうかご心配なく。


講師は当会の“粉モノ職人”ことイラストレーターの宮崎裕子さんが担当します。
ゲストには、スカーペッタと言えばあの方、翻訳ミステリー大賞シンジケートの企画で検屍官シリーズ読破に挑まれた挟名紅治氏あらため若林踏氏においでいただき、シリーズの構成や魅力について、おうかがいする予定です。『検屍官』シリーズ、乗り遅れていて未読だったり、途中で挫折していたりという方のキャッチアップに役立てていただけるような企画になればと思っています。

詳細
日時:5月24日(日)13:10〜17:00 (受付 13:00〜)
場所:渋谷駅近くの施設の調理室
*ご参加のみなさまには、のちほど詳しい場所をお知らせいたします。
持ち物:エプロン、タオル(手を拭くためのもの)、三角巾(お使いにならない方は髪の毛が垂れてこない工夫をお願いいたします)
定員:15名(世話人、お手伝いを除く)
参加費:2000円(会場費、材料代、諸経費、保険込み、飲み物サーヴィス付き)
今回の割引:
ピッツア割引
これまでにピッツア店で働いたことのある方、ぜひお話を聞かせてください。ディリバリーのアルバイト経験でも可。お礼に参加費を1000円にさせていただきます。


申込方法
*mys.cooking@gmail.comまでメールでお申し込みください。
*件名は「5月24日 調理実習」でお願いいたします。
*調理実習ではオーヴンや包丁を使用しますので、安全を考えて、当日のみの行事保険に加入いたします。保険の加入に必要となりますので、お申し込みのメールの本文に以下の内容をお書きください。
 ・お名前
 ・ご住所
 ・ご連絡先電話番号
*お申し込み受付後、2〜3日以内にご案内のメールを差し上げます。
  

         
ピッツアの生地をこねるのはなんだか愉しく、日ごろのストレス解消にも一役買ってくれそうです。初夏の一日、小麦粉の生地のやさしさに触れ、もみもみ、こねこね三昧というのはいかがでしょうか? みなさまのご参加を世話人一同、お待ち申し上げています。


『翻訳ミステリーお料理の会』世話人


芹澤 恵