第9回東東京読書会開催!

おかげさまで満席となりましたので募集を締め切ります。キャンセル待ちを希望されるかたは tokyoeast.mysreading@gmail.com までご連絡ください。(4月17日追記)



みなさまこんにちは。
ゆるゆると始まった当読書会も、おかげさまで開催回数フタケタ達成が見えてきました。ここのところ純文・SF・現代ものが続いていましたので、久々に古典のオールタイムベストものをとりあげることになりました。
というわけで、今回の課題書はアガサ・クリスティー『復讐の女神』です!


復讐の女神 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

復讐の女神 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)


(あらすじ)
ミス・マープルのもとに、かつてある事件で冒険をともにし、先ごろ逝去した大富豪ラフィール氏の手紙が届いた。それは彼女に新たな事件の謎を解いてもらいたいという内容だったが、事件がどんなものなのかも、誰が関係しているのかもいっさい明かされていなかった。まるで雲をつかむような話だったが、ミス・マープルは彼の招待を受け、見知らぬ人々ばかりの英国庭園バスツアーに参加する。しかし彼女が事件の輪郭らしいものをつかみはじめたとき、ツアーの乗客が不審な死をとげて……。


ミステリーの女王クリスティーお気に入りの素人探偵であるミス・マープルものの長編は全部で十二作あり、発表順では『スリーピング・マーダー』が最後ですが、執筆順ではこの『復讐の女神』が最後の作品になります。いわばクリスティーがそれまでの経験とテクニックをすべて詰めこみ、満を持して世に送り出した作品といえるでしょう。そしていつもはたまたま現場にいたり、あるいは他人に調査をしてもらったりと、いうなれば受け身で事件の捜査をすることの多いミス・マープルが、今回はみずから乗りこんでいって捜査をするという、いわば全編にわたってミス・マープルづくし(笑)を楽しめる作品でもあります。マープルものは初めてという方も、マープルファンの方も、ふるってご参加ください。
なお、この作品はカリブ海の秘密』の続編にあたりますが、単独で読んでもまったく問題ありませんのでご心配なく(でも読んでおくとさらに楽しめますw)。


そしてなんと、今回は次の3つの条件に該当する方をそれぞれ1名ずつ、本会の参加費無料といたします。特典は当日の先着順とさせていただきますので、早いもの勝ち!
☆イギリスのバスツアーに参加したことがある
☆大金持ちから遺産をもらったことがある(金額は不問です(笑))
☆ピンクのふわふわショールを持参


なお、今回の申し込み受け付けは4月14日(火)午後8時より開始といたします。
また、今回はお店の都合上、二次会の人数を事前に確定する必要がありますので、申し込み時に二次会の出欠も明記してくださいませ。

*二次会:5時半ごろから別会費にて予定しております。


日時:5月24日(日)午後2時30分〜5時

場所:日比谷の会議室

課題書アガサ・クリスティー『復讐の女神』(ハヤカワ文庫/電子書籍も可)


定員:18名(先着順)

参加費:一般800円、学生500円(飲み物等はつきません)


【お申込み方法】

東東京読書会専用アカウント tokyoeast.mysreading@gmail.com にメールでお申し込み下さい。

件名に「東東京読書会 5/24」、メール本文にお名前とご連絡先電話番号、一般か学生かの別をお書き下さい。ハンドルネームでのお申し込みはご遠慮ください。二次会への参加のご希望の有無もお書き添えください。


【受付期間】

先着順で受け付け、定員に達した段階で締め切らせていただきます。


東東京読書会世話人 青木悦子(ツイッターアカウント @hoodusagi)、東京創元社S(ツイッターアカウント @little_hs)、島村浩子(ツイッターアカウント @rhiroko


後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート

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