扶桑社文庫2月の新刊●2/01発売

策謀の法廷(上・下)/Double Tap (2005)
 ティーヴ・マルティニ(Steve Martini)/白石朗
 定価各890円(本体価格各848円+税)/発行:2011/02/01
 ISBN:(上)978-4594063504(下)978-4594063511

策謀の法廷 (上) (扶桑社海外ミステリー)

策謀の法廷 (上) (扶桑社海外ミステリー)

策謀の法廷 (下) (扶桑社海外ミステリー)

策謀の法廷 (下) (扶桑社海外ミステリー)

 
ポール・マドリアニが帰ってきた!
正調リーガル・サスペンスの力作
 
 大手ソフトウェア企業アイソテニックス社の美貌のセレブ経営者、マデリン・チャプマンが自宅で何者かに射殺された。ほどなく逮捕された容疑者は、チャプマンの身辺警護を担当していた元陸軍軍曹のエミリアーノ・ルイス。見つかった凶器がルイスの所持していた拳銃だったのだ。おまけに二人には肉体関係もあった。しかしルイスは犯行を否定し、弁護を担当することになったポール・マドリアニに、事件の背後で合衆国政府が糸を引いている可能性を示唆する――国防総省が推進する安全保障情報提供プログラム(IFS)の開発をめぐって、アイソテニックス社と国防総省にトラブルがあったようだ、と。
 この“ソフトウェア・クイーン”殺害をめぐる裁判は、世間に異様な関心を呼び起こした。老獪な検事は、チャプマンから交際を一方的に断られて逆上したルイスが、自分の拳銃を用い、その卓越した射撃技術で被告を殺害したと主張。弁護人のマドリアニもたびたび見事な反論を加えるが、陪審員を説得するには不十分だ。おまけに被告には弁護人にもいまだ明かさない秘密があった。そして被告側弁論が始まった……。
粘り強く綿密な捜査、スリリングな法廷の攻防、皮肉の利いた生き生きとした会話、そして驚きに満ちたプロット……これぞ、リーガル・サスペンスの粋!
 

ティーヴ・マルティニ(Steve Martini)1946年カリフォルニア州サンフランシスコ生れ。カリフォルニア大学卒業。新聞記者として働いた後、パシフィック大学で法律の学位を取得。カリフォルニア州司法賞などに勤務したのち、92年にポール・マドリアニ・シリーズの第1作『情況証拠』を発表。以降、コンスタントに作品を発表している。
公式サイトhttp://www.stevemartini.com/ 

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