第2回翻訳ミステリー大賞一次投票のご案内

 

■翻訳ミステリー大賞とは何ですか?

 
 2009年10月1日に設立された翻訳ミステリーの年間ベスト1を選ぶ賞です。海外作品の原著者と日本の読者の架け橋となる翻訳家が選ぶ翻訳ミステリーという点を一番の特徴にしたいと考えております。
 
賞の正式名称:「翻訳ミステリー大賞」
投票資格:フィクションの訳書がすでに少なくとも一冊ある者、またはそれに準ずる訳業のある者。
 

■どうやって決めるのでしょうか?

 
一次選考
・前年11月1日から該当年10月31日まで(・今2010年度の第二回にかぎっては2009年12月1日〜2010年10月31日)に刊行された翻訳小説から、投票者がミステリーと見なす作品のうちベストと考える作品、「翻訳者として読者のみなさんにいちばん読んでほしい作品」を最大3作選び、11月末日までに投票する。投票者自身の訳書への投票も自由とする。なお、刊行年月日は当該書籍の奥付の記載に準ずる。
・点数の配分は1位3点、2位2点、3位1点とする。1作しか選べない場合には1点、2作しか選べない場合には、1位2点、2位1点とする。
・それらを集計し、点数の高い上位5作を大賞候補作とし、12月上旬に発表する。
・一次投票の結果のうち、投票のあった全作品を公開する。
 
2010年11月16日追記
・ジョー・ウォルトンファージング〉三部作(創元推理文庫)は、3作それぞれを1作品とみなします。投票の際は、『ファージング1』のように巻数をご明記いただくか、『暗殺のハムレット』のように書名をご明記ください。『ファージング』『ファージング1〜3』のような投票は無効となります。
 
二次選考
・投票による。
・投票資格者は、前記の投票資格を持つ者のうち、大賞候補作5作品すべてを二次投票締め切り(2010年度は2011年3月10日)までに読了した者とする。
・各投票者が候補作のうちベストと考える1作に投票する。投票者自身の訳書への投票は自由とする。投票の結果、最も投票数の多かった作品を受賞作として、「翻訳ミステリー大賞」を授与する(2010年度は2011年3月下旬)。
・二次投票の結果については、投票者名、投票作品、各候補作の獲得点数を公開する。
 
正賞・副賞
大賞に選ばれた作品の訳者には正賞および、副賞として5万円の図書券を贈呈する。
 

■投票するにはどうすればよいでしょうか?

 事務局アドレス honyakumystery@gmail.com までメールで投票内容をご送信ください。
(上記アドレスをクリックすると、「一次投票」という件名の新規メール作成画面が起動します)
 ご記名(筆名)もいただければ幸いです。
 

■2010年度の一次投票〆切は11月30日(火)です。

 
 
 以下、投票に向けて、翻訳者のみなさまにお送りしたリマインダーメールの内容を添付します(期間限定)。
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第二回「翻訳ミステリー大賞」選考のお知らせ

 
翻訳家各位
 
時下益々ご清祥のことと存じます。
今年も『翻訳ミステリー大賞』選出の季節がやってまいりました。
投票有資格者の基準、第一次、第二次投票の締め切りなどは前年と変わっておりませんが、先般ご案内申し上げましたとおり、今年は変更点が二点あります。
まず、本賞の意義を明確にするために、選考基準として、「翻訳者として読者のみなさんにいちばん読んでほしい作品」を選ぶという一応の指標を設けたいと思います。
また、先般ご案内申し上げましたとおり、締切との関係上、対象作品の発行年月日が変更になります。
本賞は有資格者の翻訳者のみなさまのご協力なしには成り立ちません。
ひとりでも多くの方々からのご投票を事務局一同、心よりお待ち申し上げております。
 
ご返信は末尾のアドレスにお願いいたします。
今年も何卒ご協力いただけますよう、重ねてお願い申し上げます。
(このメールが有資格者でない翻訳者の方にも届いておりましたら、どうかご海容のほどを。また、このメールの配信を拒否される方は末尾のアドレスまでご連絡ください。)
 

 
1.賞の名称――「翻訳ミステリー大賞」
 
2.投票の有資格者――フィクションの訳書がすでに少なくとも一冊ある者、またはそれに準ずる訳業のある者。
 
3.選考方法(第一次)――奥付で2009年12月1日から2010年10月31日刊行の翻訳ミステリーからベスト3を選び、1位3点、2位2点、3位1点とする。1作しか選べない場合には1点、2作しか選べない場合には、1位2点、2位1点とする。それらを集計し、点数の高い上位5作を「ミステリー忘年会」および「翻訳ミステリー大賞」公式サイトの「翻訳ミステリー大賞シンジケート」(http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/ )にて発表する。
 
4.選考方法(第二次)――それら5作すべてを二次締め切りまでに読了した者のみが選考資格を有し、有資格者による投票で最も点数の高い作品を年間ベスト1――「翻訳ミステリー大賞」とする。
 
5.全員でベスト3を選ぶ一次選考の締め切りは2010年11月30日(火)。
  5作読了した者が年間ベスト1を選ぶ二次選考の締め切りは2011年3月10日(木)。発表は同年3月下旬。
 
6.補則――大賞に選ばれた作品の訳者には賞状と5万円の図書券を贈呈。
 
7.投票先及び問い合わせ先―― honyakumystery@gmail.com です。
  投票の際には、メールタイトルに「一次投票」とお書きください。ご記名(筆名)もいただければ幸いです。
 
20010年10月
 
「ミステリー大賞運営事務局」
(発起人――小鷹信光深町眞理子田口俊樹、白石朗、越前敏弥)