2012-11-30から1日間の記事一覧

往事茫々 4 翻訳者と吞む(執筆者・染田屋茂)

こういう思い出話を書いていると、ときおり後ろめたさを感じることがある。要は、当時といまの翻訳業界の落差(格差)である。あの頃はいうなれば「翻訳バブル」、初版部数も重版の頻度も仕事の数もいまよりはるかに多かった。そんな頃の話を得々と書いてい…