【再掲】第6回北東京読書会のご案内

第6回北東京読書会開催告知
 
皆様こんにちは。第6回北東京読書会開催のお知らせです。
今回の会場は初心に戻って第1回〜第3回と同じ早稲田の某会議室、そして課題本は、今年6月に刊行されたばかりの『無実』(ジョン・コラピント著、横山啓明訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)を選びました。
 

無実 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

無実 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 
いままでの北東京読書会では、比較的古めでミステリー色の薄い作品を取り上げることが多かったので、今度はちょっとテイストが違うな、と思われる方もいるのではないでしょうか。実は今回は、去る6月30日に亡くなられた横山啓明さんの追悼読書会として企画いたしました。
 
翻訳家として数多くの訳書を精力的に刊行され、翻訳ミステリー大賞シンジケート事務局の一員としても尽力してくださった横山啓明さん。北東京読書会世話人のSとKは横山さんと同門で、およそ20年前に翻訳学校の仁賀克雄先生のクラスで机を並べていたころからの、長い長い付き合いです。ともに学び、切磋琢磨してきた横山さんの生前最後の訳書となってしまった『無実』を北東京読書会でぜひ取り上げて、できるだけ大勢の方々と語り合いたい!という思いから、この本を選んだ次第です。
 
さらに、この『無実』は「語り甲斐のある本」でもあります。「ベストセラー作家は、美しい少女の誘惑に……」と記された帯からもわかるように、未成年者への性的感情という衝撃的なテーマを取り上げた本書は、小説デビュー作『著者略歴』(ハヤカワ・ミステリ文庫)で好評を博したコラピントの第2作にもかかわらず、40以上のアメリカの出版社に刊行を断られたという問題作です(ちなみに『著者略歴』の訳を手がけたのも横山さんです)。「そういうテーマの話はちょっと……」とためらう方もいるかもしれませんが、先入観にとらわれることなく、ぜひお手に取ってご一読ください。読み終わったときにはきっと、いろいろな読者のさまざまな感想や意見を聞いてみたくなるはずです。どうぞ、ふるってご参加ください。世話人一同、皆様のお申し込みを心よりお待ちしております。
 

日時:10月1日(土)16:00〜18:00

場所:地下鉄早稲田駅西早稲田駅から徒歩圏内の会議室にて(詳細はお申し込みの方に別途メールにてご案内いたします)

課題図書『無実』ジョン・コラピント著/横山啓明訳(ハヤカワ・ミステリ文庫、¥1,188)

参加費:一般 700円 学生・未成年300円

定員:13

 
読書会終了後に、別会場にて懇親会を実施します(別会費)
 
参加方法:件名を【読書会10/1】として、下記のフォーマットをご利用のうえ、kitatokyo.dokusyo@gmail.com までお申し込みください。
 

  • お名前:
  • ご連絡先電話番号:
  • 区分:一般/学生・未成年(いずれかを消してください)
  • 懇親会(別会費):参加/不参加(いずれかを消してください)

 
受付期間:先着順で受け付け、定員に達した時点で締め切らせていただきます。
 
その他ご不明な点がございましたら、kitatokyo.dokusyo@gmail.comまで気軽にお問い合わせください。
 
北東京読書会世話人
 内田義久(Twitterアカウント:@dokuyoymym
 白須清美Twitterアカウント:@Rashisu
 熊井ひろ美
後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート

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著者略歴 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者略歴 (ハヤカワ・ミステリ文庫)