第9回『料理長が多すぎる』(執筆者:畠山志津佳・加藤篁)
第9回:『料理長が多すぎる』――偏屈なグルメ探偵と軽妙洒脱な探偵助手
全国15カ所以上で開催されている翻訳ミステリー読書会。その主だったメンバーのなかでも特にミステリーの知識が浅い2人が、杉江松恋著『読み出したら止まらない! 海外ミステリー マストリード100』をテキストに、イチからミステリーを学びます。 「ああ、フーダニットね。もちろん知ってるよ、ブッダの弟子でしょ。手塚治虫のマンガで読んだもん」(名古屋読書会・加藤篁) 今さら聞けないあんなこと、知ってたつもりのこんなこと。ミステリーの奥深さと魅力を探求する旅にいざ出発! |
畠山:杉江松恋著『海外ミステリー マストリード100』をテキストに、翻訳ミステリーをイチから勉強する「必読!ミステリー塾」。第9回のお題は、秋の味覚が美味しい今の季節にピッタリなレックス・スタウト『料理長が多すぎる』です。どうぞお付き合い下さい。
- 作者: レックス・スタウト,平井イサク
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1976/10/17
- メディア: 文庫
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こんなお話です。Bon-appetit!
保養地カノーワ・スパーに集まった15人の名料理長たち。主賓として招かれた探偵ネロ・ウルフはシェフの1人であるフィリップ・ラスジオの夫人から「誰かが夫に毒を盛ろうとしている」と相談されるが突き放す。しかしその後、ソースの味ききが行なわれている最中にラスジオが刺殺された。彼に恨みを抱く人は少なくない。警察の調べとは別に証言を集めるうち、ウルフ自身も狙われることとなる・・・
初めてのレックス・スタウトです。まずは大勘違いの告白をしておきます。この作品、てっきり映画「料理長殿、ご用心」の原案だと思ってたんです。ひょっとして全然関係ない・・・?? ありがとう、ミステリー塾。これがなかったら私は一生誤解したまま安らかな眠りにつくところでした。
告解して気持ちが楽になったところでまずは簡単な事前情報を。
レックス・スタウトは1886年生まれのアメリカ人。Wikipedia情報によると、「4歳で聖書を二度読み、10歳までに千冊の古典を読んだ」とあります。ホント・・・?
職を転々としたのち小説家になったとか。熱烈なるシャーロキアンでもあったようですね。
彼が創作した探偵ネロ・ウルフは蘭の栽培と麦酒と美食をこよなく愛するいわばグルメ探偵。巨漢で大の外出嫌い。そして依頼料は法外というなかなか扱いの難しい人物。そのウルフの手足となるのが好男子アーチー・グッドウィン。本人の弁によると「たんなる秘書兼ボディ・ガード兼オフィス・マネージャー兼探偵助手兼犠牲(いけにえ)」らしい(笑)
本書は外出を極端に嫌う(つまり安楽椅子探偵)ウルフが自ら出かけているという点ではシリーズ中の異色作なのかも。まぁ、“自ら出かける”といっても探偵業務のためではなく、最高級の食事が饗される晩餐に招かれたのが理由ではありますが。
偏屈で手のかかるネロ・ウルフと内心でボヤきながらも仕事をこなすアーチー・グッドウィンのコンビは確かにホームズ&ワトソンのようにも見えます。
列車に乗って泊りがけの旅をするというだけで、恐怖のあまり逆上するネロ・ウルフ。正直、めんどくさい人です。でも、飛行機を間近で見る度に「こんなにデカいものが浮くわけがない」と思ってサラッと手に汗をかくタイプの私としては彼を責められないんだなぁ。
そしてけっこう軽薄だったり、手のひら返したように辛口になったりするけど、根は真面目で仕事はキッチリ、しょっちゅう辞表を出そうと思ってるクセに、いざウルフに危険が迫ると全力で守ろうとするアーチー。いい奴なんです、どうぞご贔屓に。冒頭、列車内で美しい女性に目を奪われて、「俺の財産はこの心だけなのに、その心をこうも奪われたんじゃ、目かくしでもしてりゃよかったな」なんて心のセリフ、アーチーじゃなかったら気障ったらしくて気持わる〜〜と思っちゃうかも。しかも最後の最後に憎らしいほど男を上げるんですよ。カッコイイですねぇ。
推理小説の王道として最後の謎解きはもちろん面白いのですが、本書のもう一つのハイライトはウルフがカノーワ・スパーで働く黒人たちから証言をえる場面ではないでしょうか。
当時のアメリカの人種差別は今とは比べ物にならないほど。文中にも彼らのことを「カラスたち」などと形容していて、一瞬ドキッとします。そういう言葉が普通に使われていた時代なんですね。ちなみにちょうどこの時期、ビリー・ホリデイの代表曲「奇妙な果実」(リンチで木に吊るされた黒人の死体を果実になぞらえた歌)が作られています。
白人の揉め事に首を突っ込んでは身の破滅と思い、なかなか口を開こうとしない彼らを説得するウルフ。ここのやりとりは大変読み応えがありました。
あと、気の毒なほどに被害者のラスジオが“殺されても誰にも同情されない”んですよね。というか、死んだ後でも何回も殺されそうな勢いで憎まれている。ここまでくるとある意味清々しいというか、スカッと推理を楽しめるというか。複雑さを持ち合わせたキャラクターが他にたくさんいるので、ラスジオが一手に単純さを担ってくれることで読者としては気持ちのバランスがとりやすかったように思います。
タイトルからしてグルメの匂いぷんぷんの本書ですが、感心したのは「美味しさの表現」。例えばアーチーが最高級品であろうコニャックを一口飲んでのこんな独白。
私は酒や料理の通でもないのに思わず目を閉じていた。気化したコニャックの余分な出口を一つでも残しておきたくなかったのだ。
・・・私、下戸なんですが、それでもわかります。ふわ〜っと立ち上ってくるコニャックの香りが体いっぱいに広がっていく感じが。よく考えると“こんな味わい”っていう説明はしていないんですよね。「ふくいくとして」「それでいてまったりと」「コクが」「キレが」「宝石箱や〜」みたいなことは一言も。
さて、加藤さんの感想&名古屋メシ自慢でも聞いてみようかな?
加藤:またかとお思いでしょうが、今回も初読でございます(BGM/鶴田浩二『傷だらけの人生』)。というか、レックス・スタウトの作品そのものが初めてでした。この連載も9回目なのに、既読作にまだ1作しか巡り会えていない(ハメット『ガラスの鍵』)とは我ながら驚きです。別に「世に名作と呼ばれる作品は意地でも読まない」というようなポリシーがあるわけではないのですが、縁がなかったのだから仕方ないですね。
ネロ・ウルフという探偵の名前は知っておりましたが、その強そうで颯爽とした名前の響きからイメージしていた人物像と随分違うので驚きました。NY在住で出不精な130キロ超の大男。グルメ、ビール、蘭の栽培が趣味だそうです。
グルメといえば、名古屋読書会としては「喫茶マウンテン」の話題に触れないわけにはいきません。これまで、読書会に参加いただいたゲストのうち何名かの方々があの絶望の山に挑まれたのですが、なかでも忘れられないのがH前さん(翻訳者)とN嶋さん(編集者)のお二人です。
H前さんは、名古屋読書会メンバー5人と一緒に登られたのですが、自分で注文した「味噌煮込みスパ」をやけに旨そうに食べただけでも十分衝撃的だったのに、僕らの「抹茶小倉スパ」や「バナナスパ」「ナマズスパ」が運ばれてくると「お、旨そう! ちょっと頂戴!」って目を輝かせていたのが怖かった。やはり特別な才能の持ち主には、どこか欠落したところがあるのでしょうかね。そーいえば、僕と畠山さんが「山火事なめんなよ」と本筋と関係ないところに突っ込みまくったクイーン『シャム双子の秘密』の新訳が出たそうですね。もう少し早く出してくれたらよかったのに〜。
また、B藝S秋のN嶋さんはなんと、2回の単独登頂に挑み、どちらも成功させるという偉業を達成。下山して読書会会場に到着したときの「何かをやり遂げた男」といった、疲労と達成感と本人にしか分からない何かが複雑に入り混ざった表情が忘れられません。『ゴーストマン 時限紙幣』『その女アレックス』など話題作を次々と生み出すパワーの源を見た思いです。でも、くれぐれも体は大切にね。家に帰るまでが読書会ですよ。
※「喫茶マウンテン」を検索する場合は自己責任でお願いします。
とまあ、このような、グルメという言葉の定義を問い直すようなマクラが必要だったかどうかは別として(話を振った畠山さんが悪い)、本作『料理長が多すぎる』はタイトルからも分かる通り、多くの料理やその薀蓄が出てくるのですが、残念ながら多くの方々には名前すら聞き覚えのないものばかりに違いありません。それでも楽しく読ませてくれるのだから大したものです。反対に、グルメを自認する未読の方がいたら是非チャレンジを。僕らとは違う楽しみが味わえるのではないでしょうか。
畠山さんも書いているように、本作はネロ・ウルフ・シリーズの代表作でありながら、ちょっと特殊な話なのだそうですね。出不精の主人公が外出する珍しい話。なので、安楽椅子探偵モノと聞いていましたが、本作に関してはそんな感じは全くしなかったです。
そんな慣れない舞台設定のせいなのか、読み始めて戸惑ったのは、なんともトッ散らかったというか、込み入った人間関係でした。とにかく登場人物が多すぎる。主に料理長。タイトルに偽りなし。
その料理長の一人が殺されるのですから、彼らの関係性が事件解決のキーとなるに違いないにもかかわらず、理解するのが結構大変なのです。誰と誰が仲良しで、誰と誰が姻戚関係で、誰と誰の間にどんな因縁があって、誰が誰の元嫁で、とか。「人間相関図」が欲しいって心から思いましたよ。
でも、彼らの人間関係がやっと頭に浸み込んだ中盤からは、俄然ノッてきます。それまでヤル気のなかったネロ・ウルフも自身が標的にされたあたりから急にテンションが上がり、さらに、どうしてもその日の深夜の列車でNYに帰りたい彼の我儘によりタイムリミットサスペンス要素まで加わり、一気にヒートアップ。でも、こんな状況で本当に夜までに事件は解決するのか!? チッチッチッチッチ(時計の音)。
畠山 :『傷だらけの人生』がツボに入ったので戯れに「任侠」とググったら、真っ先に「ヘルパー」とでてきました。なんだか隔世の感があるなぁ。世の中変わっているんだよ、任侠映画も変わるんだよ(BGM/日吉ミミ『男と女のお話』)。
いやそんなことよりも。名古屋には名物グルメがいっぱいあるのに敢えてのマウンテン!? ひつまぶし、天むす、味噌カツ、きしめん・・・それを抑えてマウンテン!?
でも私もマウンテンの土鍋に入った抹茶しるこスパ(画像は→こちら※閲覧注意)は生で見てみたい。食べなくていい。写真だけ撮らせて(笑)
どうでもいい話はこれくらいにして、加藤さんと同様、私も最初は「料理長と嫁が多すぎる」で迷いました。加えて、粗忽物の私にはさっぱりわからないフランス料理の名前が満載なので、人なのか食べ物なのか、はたまた新種の生物なのか、若干頭痛が痛かった。
でも読み進めるうちに自然と主要人物が絞られてくるのであまり心配いらないですね。
部屋の見取り図も、不精な方は真剣に覚えなくてもなんとかなりますよ。心配ご無用。
詳しく知りたい! と思ったことが二つ。
一つは殺人が起きた時に行われていた「味きき」。これは香辛料を1種類ずつ抜いたソースが9皿あって、それぞれ抜けている香辛料の名前を当てるというもの。ほとんどTVチャンピオン。作中では誰が何個当たったということしか書かれていません。どの香辛料がどんな味でどんな役割なのかなんていう薀蓄を交えて細かく描いてくれたら嬉しかったなぁ。
もう一つは、ウルフが大変な執着をみせたヘローメ・ベリン特製のソーセージ“ソーシス・ミニュイ”(言いづらい…)。このレシピを手に入れるためになら何万ドルでも払っちゃおうと思わせる逸品。味も製法も全くわかりません。ウルフが惚れ込んだ時のエピソードから想像する以外にないのです。私の超庶民な食の記憶で辿り着くのはウィンナーといえば「赤」か「皮なし」だった頃、初めてシャ◯エッセンを食べた時の感動くらいか。ウィンナーを茹でるの? 齧ったらバリッていうの?なにこの肉汁! うっそー! みたいな。う〜〜どんな味なんだろう? 知りたい知りたい食べてみたい!
そんな私の心の叫びが聞こえたのか(本筋と関係ないことばっかりだけど)、タイムリーにストラングル成田氏が当サイトで素敵な情報を下さいました(→こちら)。 発売されたばかりのレックス・スタウトの中編集『黒い蘭』で“幻の美味が登場”とあります。もしや・・・。
レックス・スタウトの著作は現役のものが少なくて残念に思っていたので、新刊のニュースは大変嬉しいです。この勢いで新訳も! というのは望み過ぎですか? この原稿を書きながらシリーズ1作目の『毒蛇』を読んでおりますが、アーチーのセリフに「身共のことでござるかな」なんてあって(もちろんフザケてるんだけど)、それはそれなりにツボを刺激されるとはいえ、若い方にはちょっとツラいかも。
アメリカでは2000年以降でもTVシリーズが作られるくらい人気なので魅力再発見の動きになってくれないかと切に願うのです。
加藤:これまで、料理を大きく扱ったミステリーはほとんど読んでこなかったけど、僕の偏った読書歴のなかで記憶に残っているのは、美食家という点ではハンニバル・レクター博士、作品ではJ.M.ジンメル『白い国籍のスパイ』ですね。
レクター博士といえば独特の素材を使った料理で有名ですが、再現するのがなかなか難しいようで、実際にどんな味なのか試してみたという人の話を聞いたことがありません(当り前か)。
『白い国籍のスパイ』は故あってスパイとなってしまった主人公が、幾多の危機を料理の腕で乗り切るという不思議な話。エスピオナージュなのに、レシピのページが登場するのが新鮮でした。
そこで本作『料理長が多すぎる』をちょっと真面目に分析すると、ほとんどの読者にとって馴染みのない高級フランス料理の話題が多く登場するにも関わらず、僕のように興味の無い読者にも飽きずに読めるのは、この物語が探偵ネロ・ウルフではなく、助手アーチーの一人称で語られるからではないかと思うのです。
誰かが薀蓄を語り出したり、業界人同士の話題になると、アーチーが席をはずしたり、別の話題を振ったりと、読者の顔色を窺ってんじゃないかと思うような対応をしてくれる。さらに偏屈なボスであるネロ・ウルフを諭したり、なだめたり、ときに鼻であしらう彼の絶妙なバランス感覚は読んでて痛快です。ことほど左様に本作はアーチーという存在に支えられた世界観であり、それが気持ちいいのですね。
如才ないようにみえて、実はかなり毒を含んだユーモアセンスを持ち、ネロ・ウルフとは互いに憎まれ口を叩きながら絶対的な信頼関係があるという。それまでのワトソン役とは一線を画する、有能で不遜なアーチーを好きにならずにいられません。
そんなこんなで、初スタウト、安楽椅子グルメ探偵ネロ・ウルフを堪能しました。ご馳走さまでした!
そして、安楽椅子グルメ探偵といえば、わが名古屋読書会のメンバーであり、上品な佇まいからは想像もできない毒を吐くことでつとに知られるミステリー作家、水生大海さんの『ランチ合コン探偵』が絶賛発売中です。こちらもヨロシクお願いします。(水生さん、宣伝したよ!)
畠山:掟破りの再登場です。
翻訳ミステリー読書会の活動を知らない人に「お料理の会っていうのもあって〜」と紹介すると大体不思議な間ができるんです。しばしの沈黙の後「それってまさか!?」(←察して下さい、どんな鬼畜な想像をしているかを)
ミステリー小説にだって美味しいお料理が出てくるんだよと説明してもピンとこないようです。翻訳ミステリーお料理の会の皆様、ぜひぜひこれからも“ミステリーで美味しいお料理”をたくさんの方に広めて下さいね。
でも私もちょっと期待しちゃうなぁ、翻訳ミステリーお料理の会 presents「レクター博士の晩餐会」(笑)
※編集部注:〈飜訳ミステリーお料理の会〉の本当の姿はこちらの調理実習レポートをご覧ください。
■勧進元・杉江松恋からひとこと
ひとつ補足を。
加藤さんがウルフが外出する、というシリーズの例外作品であることについて書いておられました。このシリーズは頭脳役のネロ・ウルフが出不精で頑固なのを、手足役のアーチー・グッドウィンがなだめすかしながら動かすというのが眼目です。だからどっちかといえば密室内の事件は少なく、外の事件のほうが多い(某事件で屋内に籠城しなければならなくなったとき、アーチーは苛々してしまいます)。その昔「行動派探偵小説」という言葉があり、スタウトやE・S・ガードナーの作品がそれに入れられていました。行動派って、誰だって行動ぐらいするだろうと思いますが、「探偵が元気な」程度の意味でしょう。
ウルフは確かに引きこもり気味ではありますが、意外と遠出をすることもあります。だから「行動」を引き立てるための「重石」の役割を彼がしている、という風に考えればいいのではないかと私は思います。
さて、レックス・スタウトです。スタウトは多くの作家が「お手本」として名を挙げるライターズ・ライターです。彼はシャーロキアンでもあり、ホームズ&ワトスンのコンビをモデルにしながら独自の要素を付け加え、ウルフ&グッドウィンを造形しました。コンビ探偵の魅力で物語を牽引するミステリーの形式は、アメリカでは彼が確立したと言っていいでしょう。『料理長が多すぎる』は本拠地を遠く離れた物語ですが、他の作品ではニューヨークの街が魅力的に描かれています。ローレンス・ブロックやドナルド・E・ウェストレイク、エド・マクベインらのニューヨーカー作家たちも、創作に当たってはスタウトを強く意識していたはずです。ウルフ譚を読むときは、ぜひ街の地図もご参照ください。
さて、次回はダフネ・デュ=モーリア『レベッカ』ですね。楽しみにしております。
加藤 篁(かとう たかむら) |
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愛知県豊橋市在住、ハードボイルドと歴史小説を愛する会社員。手筒花火がライフワークで、近頃ランニングにハマり読書時間は減る一方。津軽海峡を越えたことはまだない。 twitterアカウントは @tkmr_kato |
畠山志津佳(はたけやま しづか) |
札幌読書会の世話人。生まれも育ちも北海道。経験した最低気温は-27℃(くらい)。D・フランシス愛はもはや信仰に近く、漢字2文字で萌えられるのが特技(!?) twitterアカウントは @shizuka_lat43N |
どういう関係? |
15年ほど前に読書系インターネット掲示板で知り合って以来の腐れ縁。名古屋読書会に参加するようになった加藤が畠山に札幌読書会の立ち上げをもちかけた。畠山はフランシスの競馬シリーズ、加藤はハメットやチャンドラーと、嗜好が似ているようで実はイマイチ噛み合わないことは二人とも薄々気付いている。 |
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