第20回福島読書会のお知らせ

 
【重要】開催時間が変更になりました。下記【日時】をご確認ください。(7月27日追記)


『Yの悲劇』を読んでいない位なら『Xの悲劇』も『Zの悲劇』も手にとったことはないだろう。そしてまた『ABC殺人事件』も覗いたことがないだろう。つまり探偵小説のAからZまで知らないだろう。(丸谷才一『深夜の散歩』より)


 柿沼瑛子さん、那波かおりさんにもご参加いただいた、ロス・マクドナルド「W」の悲劇とも称すべき『ウィチャリー家の女』読書会の余韻もさめやらぬうちに、次回「Y」の読書会のお知らせです。クリスティー『ABC殺人事件』でスタートした翻訳ミステリー福島読書会も20回目。残り2回となりました。ゴール目前です。課題書は問答無用、「Y」といえばこれしかありません。


Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)

Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)


 今回の読書会は「エラリー・クイーン著、ドルリー・レーン4部作読了者のための、角川文庫版『Yの悲劇』」と名付けました。テキストに指定した角川文庫版の翻訳者、越前敏弥さんにもご参加いただいて、レーンの登場する4作まとめてネタバレありで『Yの悲劇』読書会をおこないます。
 今回の参加資格は
(1)レーン4部作をすべて読了していること
(2)角川文庫版『Yの悲劇』を、あの、最後の一行まで読んでいること
のふたつです。これまで井上良夫、妹尾アキ夫、大久保康雄、鮎川信夫平井呈一、砧一郎、田村隆一、宇野利泰、鎌田三平、各氏の翻訳で『Y』をお読みのかたも、ぜひこの機会に越前敏弥さん翻訳の角川文庫版を再体験してください。


 8月末の福島が、6月弘前『中途の家』、7月仙台『スペイン岬の秘密』、8月札幌『Yの悲劇』と偶然にもつづいた夏のクイーン祭りの大トリとなります。
 今回も福島読書会恒例、課題書にちなんだ食べモノを準備してみなさまのご参加をお待ちしております。



***募集要項 ***
日時:2017年8月27日(日)14:00開場 受付14:15 14:30〜16:30
※時間が変更になりました。(7月27日追記)
13:05開場 受付13:15 読書会13:30〜16:30


場所福島県二本松市 市民交流センター2階創作スタジオ


課題書4冊:レーン4部作のほかの3作に関して指定はありませんが、『Yの悲劇』は角川文庫版指定エラリー・クイーン著 越前敏弥訳)


定員:12名


参加費:500円 学生無料
*8月の札幌『Yの悲劇』読書会参加者無料。
*前日8月26日(土)福島県郡山市で開催される、福島『魔都』読書会(詳細は福島読書会ブログまで)参加者無料。


申込方法
◎専用アカウント(nazotoki2013@mail.goo.ne.jp)までメールでお申し込みください。タイムスケジュールなどのお問い合わせもこちらまで。


◎読書会のタイトルがいかにも長いですね、「ヤシオリ作戦」にしましょう。お申込みメールの件名をヤシオリ作戦参加」とし、メール本文にお名前と連絡のとれる電話番号をご記入ください。また、ツイッターアカウント@nazotoki2012でも受け付けております。


◎先着順で受け付け、定員に達した段階で締め切らせていただきます。ご了承ください。


◎読書会前と後に、越前敏弥さんを囲んで「二本松の美味いラーメンを食べる会」開催。自由参加、別会費。
詳細は参加者のかたに直接お知らせいたします。


主催:翻訳ミステリー福島読書会AtoZ
後援:翻訳ミステリー大賞シンジケート
 

これまでの読書会ニュースはこちら

 

Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)

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Yの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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Yの悲劇 (新潮文庫)

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Yの悲劇 (1957年) (世界探偵小説全集)

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Yの悲劇 (角川文庫 赤 507-1)

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Xの悲劇 (角川文庫)

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Zの悲劇 (角川文庫)

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レーン最後の事件 (角川文庫)

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中途の家 (角川文庫)

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スペイン岬の秘密 (角川文庫)

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