2015-06-23から1日間の記事一覧

ミステリ界の狂える天才、降臨〜キーラー『ワシントン・スクエアの謎』他(執筆者:ストラングル・成田)

「ミステリジャンルにおける至高なる狂える天才」(ネヴィンズJr)といわれたハリー・スティーヴン・キーラーの長編で初お目見えだ。 長編70冊以上を物したこの作家は、その奔放で独創的、マッドで孤高の作風から、後年、史上最低の探偵小説家とか、ミステリ界…